どこまでネタバレしていいのか問題

ブログを書いていると、どこまでネタバレしていいのかなぁと悩むことがある。
お笑いについて、このコンビのまたはライブのどういうところを面白いと思っているのか、とか、このネタが面白かった!というのも…とか、そういうことを書こうと思うと、どうしてもネタについて説明が必要になると思うのだけど、そのネタについてどこまで書いてよいものか、ちょっとした遠慮を感じてしまう。

一つ目の遠慮は、その芸人さん本人に対してかもしれない。なんだか申し訳無さを感じてしまう。とはいえ、こんなに個人的なブログなのだから、おそらくこの遠慮は取るに足らないことなのだと思うのだけど、それでもちょっと後ろめたさを感じてしまう。それになんだか、理由はわからないのだけど、ネタの笑いの要素について具体的に書くことは無粋だと思われるに違いない、これは嘲笑されるべきことだ、という思い込みが、なんかある。

二つ目の遠慮は、これから観る人に対してだろう。楽しみにしていたのに、こんなに詳しく書かれてしまっては楽しみがなくなってしまうではないか!と言われてしまったらどうしよう。と思う。と思うけど、そんな人はわざわざ検索してこのブログにたどり着かないかな。

そういう遠慮の気分があるものの、私は今後このブログではもっと具体的にネタまたはライブの内容について書いていこうかと思っています。

一つ目の理由は、私自身が、物語のあらすじや結末についてのネタバレを気にしないからという個人的なことに端を発する。推理小説の犯人が先にわかっても特に気にしない。というのも、犯人がわかっただけでその物語の面白さがゼロになるような推理小説って本当に面白いのだろうか、って思う。推理小説のみならず漫才でもコントでも演劇でも、内容を事前に知ってしまった時点で、実際に見るときの面白さがなくなってしまうんだろうか。私は「こういう内容で…」と事前に具体的に面白さの解説を受けたからといって、面白さがなくなるとは思わないのです。

二つ目の理由も、個人的なことからだけど、私が人のブログや感想を読んでいて、言及されているネタについて、内容に触れないまま感想を書かれると、よく理解できなくてもやもやするからだ。私は人の感想を読むのが好きで、見たライブも見ていないライブやテレビの感想も読む。見たものならまだいいのだけど、見ていないものだと、具体的な説明がないと、よくわからないなってことが、ちょっとある。見たライブであっても、そのネタのどういう点についてそう思ったのか、具体的に書かれないと、やっぱりちょっと消化不良になってしまう。というか、むしろもっと具体的に知りたいと思う。そうするとやっぱり、自分で思っているよりもっと具体的に書いたほうがいいのかな、と思う。

今後なるべく具体的に書いていこうという方針を決めました。ということのエクスキューズでこれを書きました。このブログをはじめて、五ヶ月経ったのだけど、もっと読まれたいなぁ…