12月に劇場で観たもの(2015年12月)

12月1日 倉本美津留の太鼓判(20:30の回)(ユーロライブ)
12月2日 シベリア少女鉄道『Are you ready? Yes,I am.』(駅前劇場)
12月3日 いやKAO!(新宿角座
12月5日 THE GEESE単独ライブ『正しいピクニックのやり方』(小劇場B1)
12月5日 ワラインプロ18年末スペシャル第三部~かもめんたる槙尾生誕祭(新宿バティオス)
12月8日 城山羊の会『水仙の花 narcissus』(三鷹市芸術文化センター)
12月12日 よしもと軍VS東高円寺シャイニングアンサーズ(新宿バティオス)
12月13日 OsakaManzaiGrandBattle~vs TokyoManzai~(ヨシモト∞ホール
12月13日 OsakaManzaiGrandBattle~vs Tokyoコーナー編~(ヨシモト∞ホール
12月19日 ジンカーズ単独ライブ『TIME』(ユーロライブ)
12月19日 ロビンソンズ単独ライブ『微笑』(しもきた空間リバティ)
12月21日 友達のパパが好き(ユーロスペース
12月23日 シソンヌライブ『une』(赤坂レッドシアター)
12月25日 RADIO FISH PARTY(渋谷QUATTRO)
12月26日 犬の心単独ライブ『2015犬』(座・高円寺
12月27日 さらば青春の光単独ライブ『ノリノリツアー』(草月ホール
12月29日 シソンヌライブ『deux』(赤坂レッドシアター)

※観たものを全て上記に列挙しているわけではありません。

城山羊の会『水仙の花 narcissus』

山内ケンジさんが岸田戯曲賞を受賞した『トロワグロ』は、戯曲を読んでいたけれど、城山羊の会は初めて観た。面白かった。恋愛は自分勝手でバカバカしくて可笑しい。

Osaka Manzai Grand Battle ~vs TokyoManzai~・~vs Tokyoコーナー編~

コマンダンテが出るので観に行った。大阪の漫才師は、コマンダンテ、インディアンス、プリマ旦那マルセイユ祇園の5組、東京の漫才師はニューヨーク、ラフレクラン、鬼越トマホーク、ゆにばーす、ベイビーギャングの5組。披露した漫才を観客が投票して順位をつけるというシステムで、私はコマンダンテ、ゆにばーす、インディアンスが面白かったので投票しました。

大阪の漫才師は、コマンダンテ以外ライブでは初見だった。インディアンスがとても面白かった。ジョギングをしていると、次々と、背後から色々な人が話しかけてくるという漫才なのだけど、話しかけてくる人のチョイスがちょっと狂気じみている感じがあって面白かった。どんなコンビなのかと、帰ってからYouTubeなどで他の漫才を観てみたら、ボケの田渕さんがかなりのギャガーで明るいタイプで、意外に思った。二人ともなんだか人の良さそうなコンビだった。この漫才をもう一度観たい。

プリマ旦那の漫才は、ボケの野村さんが、普通の人が気にしないような点に細かい指摘を入れたり毒づいたりするのが鋭くて面白かったのだけど、その対象がアンパンマンで、個人的にはもうちょっと、他の人が指摘しにくそうな対象だったり、現代的な新しいものが対象だったら、もっと好みだったかもしれない。狙っている客層が若いのかなと思った。ツッコミの河野さんは、コーナー編でのMCをやっていたけれど卒がなかった。

コマンダンテは、M-1の三回戦で披露していた、安田さんがボケない漫才。やっぱりこの漫才は面白い。

ゆにばーすは、これまでの人生を人生ゲームに見立てた漫才。私はなんだかこのコンビが好きだ。

コーナー編では、大阪勢の勢いの良さ、臆さなさ、屈託の無さが、東京勢と比較して抜きん出ていた。東京勢では、ニューヨークの嶋佐さんの個性的で独特なボケ方がひとり際立っていた。

RADIO FISH PARTY

オリエンタルラジオダンサーを率いて結成しているユニット・RADIO FISHが歌って踊るクラブイベント。このイベントは、去年末のオリエンタルラジオのトークライブで2015年の最終目標として掲げたライブであり、彼らの活動の10周年を記念するライブでもある。つまり、トークライブで示した一年間の活動方針を有言実行し、最終目標を完遂したのです。その過程は、月一のトークライブで観ることができた。私にとって二人はアイドルのような存在となり、心底一挙手一投足を「カッコイイ」と思ってしまうし、パフォーマンスを尊敬しているし、大ファンとなってしまっているのであった。二人が歩んできた道のり自体に物語を感じ、その存在自体のファンというのは、これはまさしく「アイドル」なのだと思った。ちなみにゲストには2700、佐久間一行、はんにゃ、あやまんJAPANが登場した。ひのでも前説や、その他アシストをしていた。

シソンヌライブ『une』『deux』、犬の心の単独ライブ、さらば青春の光の単独ライブは別に記事を書きたいと思う。