キングオブコント2017 準々決勝

キングオブコントの準々決勝を2日とも(8月14日、15日)観ました。

 

うしろシティ、ななまがり、しずる、スリムクラブ、や団、GAG少年楽団さらば青春の光が特に面白かった。

スリムクラブのコント、初めて観たような気がするけど、漫才でのあの間やテンポがコントだと一層リアルな戸惑いの間になっててすごく好きな感じのやりとりだった。めっちゃ面白かった〜 ボケ1個1個もめっちゃ良かった。

GAGは今年こそ決勝で観たい。

や団とさらば青春の光は、どちらも何度も観たネタのはずなのに新鮮に面白いなって思い直した。

 

パーパーは、準々決勝はめちゃくちゃ受けてるとかじゃなかったと思うけど、準決勝&決勝で観たい。

 

大阪の準々決勝は見に行けないけど、藤崎マーケットチョップリンは準決勝で観たい。

2017年4月下旬〜7月末までに観たもの(抜粋)

4月26日 さらば青春の光会心の一撃』(あうるすぽっと)

どのコントも面白かった。キングオブコントの決勝に行きそう。医学部のコントが印象的。

 

4月30日 性格の悪いネタをするライブ(よしもと∞ホール)

ペコリーノというコンビを知った。面白かった。ニューヨークの漫才がすごくノッてて面白かった。

 

5月20日 チョップリン単独ライブ『断る。』(新宿角座

この日は、チョップリンの単独ライブが開催されると告知される前に、和牛の単独ライブのチケットを買っていた。抽選でせっかく当たった人気の和牛の公演だったにもかかわらず、断腸の思いでチョップリンの単独を優先した。(やっぱりコントが好きなので。)すべてのコントが面白かった。上手天井から吊るされた地球が僅かな明かりで照らされ、西野さんのナレーションで宇宙から地球の出来事を俯瞰して語るコントが面白かった。あまりに自由だった。最後の囚人である小林さんが狐のお面を被っている摩訶不思議なコントもめちゃくちゃ面白かった。両方とも、ただ自分たちの「面白い」の実現のために作られたコント。潔くて格好良さすら感じた。小林さんの得体の知れなさに拍車がかかっていました。

 

5月27日 ルシファー吉岡単独ライブ『Hard Novels』(シアターモリエール

ルシファー吉岡さん、すごく丁寧なコント作りをされている。

 

5月28日 テニスコート・フォルト⑤(中野RAFT)

動物園のコント(2本とも)がめちゃくちゃ面白い。

 

6月3日 フロム・ニューヨーク『そろそろセカンドバッグ』(OFF・OFFシアター)

終始面白かった。けどなにも覚えていない。台本読みたい。めちゃくちゃ面白かった。こんな会話劇ができるなんてすごい。素晴らしすぎて絶句。

 

7月5日  劇団かもめんたる『ピンクスカイ』(駅前劇場)

シーン単位の面白さは前回のゴーヤの門の方が面白かった気がした。今回のは、ゴーヤの門よりも1つの芝居としてきれいな構成で器用になっていた気がするけどシーンの強烈さは少なかった。どの役も俳優がとてもよかった。長田奈麻さんと石田剛太さんの安心感とパワーが発揮されていた。この団体の軸になっていた。その分?というわけでもないけど槙尾さんの面白いシーンが少なかった。なんだか縁の下の力持ちだった。槙尾さんの活躍ももっと観たい。旅館のお兄ちゃん役の土屋翔さんという方、受け流しの演技がすごく自然で嫌味がなかった。みんな魅力的に見えた。また次回も楽しみ。

 

7月16日 しずる単独ライブ『SCORPION SLASH』(キンケロシアター)

しずる、演技の熱量が高い。高い値をずっと維持し続けている。それだけで生で観た価値を感じさせる高級感がある。どのコントも面白かった。プレゼン直前のコントが好き。こんなことを本人たちは思ってなさそうだし言われるのも恥ずかしいのじゃないかと思うのだけど、社会風刺を感じる。毎年夏のしずるの単独ライブは絶対ハズレがなくて全部面白い。1本1本のコントが長めなのも見ごたえがあって好き。単に長ければ好ましいという意味ではなくて、必然的な必要な長さなのがいいです。

 

7月26日 ナカゴー『ていで』(浅草九劇)

東葛スポーツ主宰の金山さんの演技が魅力的。ずっと観ていたい。

2017年2月〜4月半ばまでに観たもの(抜粋)

全然更新してなかった。2017年2月〜4月半ばに観たもののうち一言書いとくもの。色々面白くなかったものもたくさん見たけど、基本的に面白かったものだけ。

 

2月1日 深田晃司監督『淵に立つ』

最近、少しずつ映画を見るようになった。月に1本くらい。家でDVDを見るのが苦手なので、映画館で見ている。なんかの記事で読んだけど、月に1本映画館で映画を見るだけでも、割と見てる方の層になるとか。月に1本って、少ないような感じがするけど。『淵に立つ』面白かった。次から次に、ちょうどいい速度で新しい情報がわかっていって、目が離せなかった。

 

2月3日 しずる単独ライブ『SHIZZLE IN JAPAN FES』

ルミネtheよしもとでの、しずる単独ライブ。このフェスめいた雰囲気の単独と、夏に複数回公演する形式の単独と二本立てにするらしい。この公演の作・演出は、村上純。パロディっぽいもの(リッツとルヴァンのコント)とか、反復の多いもの(プールのコント)とか、メタっぽいもの(遭難のコント)とか、仕組みに特徴のあるのが村上さんのコントの個性のようだ。

 

2月5日 東葛スポーツ『東京オリンピック

洒落ている。次回はいつだろう。楽しみ。

 

2月5日 かもめんたる単独ライブ『ノーアラームの眠り』

めちゃくちゃ面白かった。今年もきっとかもめんたるの単独ライブが1年観たものの中で一番面白い公演になるのだろう。フードファイターとその妻のコントが好きだった。演技の熱量と説得力がすごい。「迫真」という言葉そのもの。監督のコントは、会話がなされる場そのものの再現のリアリティがあった。好きな感じの会話劇だった。どのコントも全部が面白い。習作が一つもない、全て珠玉、みたいな公演。

 

2月9日 庭劇団ペニノ『ダークマスター』

これもすごく面白かった。定食屋が舞台。最初のシーンで、舞台上のキッチンでオムライスを作って出すシーンがあって、本当に見事にオムライスが作られて出てきて息を飲んだ。予約したつもりだったけど、予約していなくて、当日券も3回チャレンジして3回目で観られた。(しかし、2時間と20分(くらい)、アゴラの椅子は辛かった。お尻痛すぎた。正直面白くても早く終わってほしいとちょっと思った。)

 

2月23日 本田まさゆき主催「僕と仲良くして下さい」

すっきりソングを観てみたくて行った。このコンビの歪な関係性にハマる人は多そう。二人の関係性の進行は物語のようで、つまりそれは物語の途中を覗いているようだった。

追記:その物語っぽさ、バディものみたいな感じだった。「SHERLOCK」とか、アニメの「TIGER&BUNNY」みたいな。バディもの、つまり「対照的なキャラクター2人組が難題に立ち向かう」ドラマがあるということ。あとお笑いコンビの前例で言うとオリエンタルラジオが現在進行系のドラマを綴っている。オリエンタルラジオのドラマっぽさといったらない。長尺物で今シーズン6くらい?

 

2月26日 ブラナー・シアター・ライブ『冬物語

めちゃくちゃ面白かった。老人アンティゴナスが赤子のパーディタを捨てるシーンがめっちゃかっこよかった。「冬物語」は読んだこともなく、あらすじも知らなかった。唐突な時間経過と妻が生きているという展開に驚いた。

 

2月26日 山内ケンジ監督『At the terrace テラスにて』

面白かった。岡部たかしさんの弱い人っぷりが良かった。古屋隆太さんの色気。岩谷健二さんのおとぼけぶり。全員のファンになる。山内ケンジさんの作品が好き。

 

3月20日 玉田企画『少年期の脳みそ』

初演も観ているけど、津田(大山雄史さん)と手塚(由かほる)のかけあいが楽しい。丁寧な会話劇。6月の新作公演にも期待が高まる。

 

3月22日 鳥公園『ヨブ呼んでるよ』

とても面白かった。一度に一人が喋る台詞が多い(というのは一緒に行った人と話していて気づいたことだけど)、モノローグっぽい台詞にもかかわらず、とても会話劇のように観られた。というのは、喋らない、話を聞いている相手側にも、生理的な反応があって、それがきちんと舞台上にあるからだと思った。題材も興味が湧いた。

 

3月23日 インディアンス単独ライブ『東京だよ!おっかさん!』

めちゃくちゃ笑った。お笑い観てこんなに笑うかなっていうくらい笑った。家族や親しい友達との話のなかで最上級におかしい出来事の話のときくらい笑った。息ができなくて苦しいタイミングすらあった。そういう、「親しみ」というファクターがなければ陥らないレベルのおかしさがあった。これ、どう面白かったのか、人に伝えるのは難しいと思った。「ただ、楽しい」とだけ伝えたい。なにも難しい題材はなく、ただただ、舞台上にいる田淵さんと木村さんのやりとりがおかしかった。

 

3月30日 ほりぶん『得て』

とにかく俳優の演技がすごい。映像の中とかけあいの演技をするのだけど、あたかも生で共演しているかのようなやりとり。面白かった。

 

4月5日 シソンヌライブ『six』

同居のコントが面白かった。じろうと長谷川が同居しているが、長谷川がいつしか働かなくなり喋らなくなり家から出なくなり、じろうが長谷川に、今日こそなんとかしろなんか言え、と怒るシーンから始まるのだけど、この怒るシーンが、緊張感が高くて面白かった。いわゆるお笑いのコントではなかなかみないような、とても演劇的なシーンだと思った。この怒るシーン、体感の尺も結構長かった。そして「フリ」っぽくなく、ちゃんとひとつの説得力のあるシーンだった。結果それは「フリ」として機能しているのだけど。

 

4月10日 黒澤明監督『乱』

「4Kデジタル修復」とやらでやっていたので、映画館で観た。映画をほとんど観ていないので、黒澤明も初めて観た。めちゃくちゃ面白かった。特に、戦国時代は好きなので、そういった意味でも楽しんだ。冒頭のシーンは毛利元就の三子教訓状を題材にしているのも、毛利氏が好きなので楽しかった。長男が、「自分の命より父が長生きを願う」みたいなことを言っていたのも、毛利隆元の俗説かなんかで聞いたことがあるような気がする。途中色々な城が出てきた。姫路城は姫路城であるという主張が強かった。作り物っぽい城が出てきたな、と思ったらその城は燃えた。そうか、燃やすために本物の城じゃなかったのか…と思った。騎馬隊の動きが統制がとれていてすごい。こんなに馬がたくさん出るとは。歩兵の数もすごい。落馬にひやひやした。一文字秀虎が流浪し、すぐ走って逃げる。冷静になったり、半狂乱になったり。仲代達矢に愛嬌を感じた。ほかの黒澤明も観たい。自分の知らない面白いものがまだこんなにたくさんあるのだと思うと人生楽しいなぁと思う。映画館で観たい。

 

4月12日 鉄割アルバトロスケット『鉄寿』

面白くてかっこよかった。普段観ているコントって、演劇ってなんなんだろう?自由なようでいて、不自由だった、ということに気づいてしまう。なんて小さな枠の中で良し悪しを考えていたのだろう…と思ってしまった。こういう上演と、お笑いのコントと演劇とがもっともっとシームレスになってもっと混沌としたジャンルになったらいいなぁ。

 

4月21日 犬の心『犬の心の60の1』

60分のコント。60分もあると、演劇じゃないか、と思うけど、割とコントだった。というのは、その場その場の笑いをつないだものが結果60分に達した、というものだったから。それがコント的だと思った。演劇的な60分として見るには、もう少しうまく出来事が起こり、何かが判明し、いわゆる伏線的なものがあり、立場・感情・関係が変化するなど、60分という時間ならではの流れを期待したくなる。そういうものはなかったけど、でも結構面白かった。笑いはそのままの量で、60分ならではの演劇的な方向に強化されたらもっと面白いだろうと思う。それにしても犬の心は素晴らしいコントの人たち。こんなに素晴らしいコントの活動をしている彼らにもっと光があたってほしい。

 

4月23日 GAG少年楽団単独ライブ『SWEET BOYS』

めっちゃ面白かった。行ってよかった。2本目の猫を探すコントがすごかった。最初、滑り気味なコントがはじまるのかと思って冷や冷やしたのが一転、ものすごい単純でバカバカしい展開になり、不条理すぎて面白かった。と、言葉で説明してもなにもわかってもらえる気がしない。最後の、幼馴染の青春時代をおじさんになっても続けてしまうコントが面白かった。すごくGAG少年楽団っぽかったし、年齢のもう若くないという感じが、染み込んでいてよかった。オープニング映像が、近藤真彦ハイティーン・ブギ(音に関する記憶が壊滅的に悪いので違うかも。でも近藤真彦ではあったと思う。)が流れつつ、これまでの3人の古い写真などがスライド的に展開するものだった。GAG少年楽団は、すごく懐メロが合う。なんかどこかダサくて、でも憎めなくて楽しげな雰囲気の、懐かしいアイドルの曲が、個人的にすごく合う気がしている。格好つけてみたけど、格好ついてない、みたいな。どのコントもすごく面白かった。コントでの福井さんのツッコミ台詞面白いものばかり。GAG少年楽団の、この80年代ジャンプギャグ漫画みたいな、ダサいけど愛嬌があってバカみたいな面白さに注目があたってほしい。トリオで揃いのスーツめいた衣裳なのも、変で絶妙にダサくてもはやかっこいいし。

2017年1月に観たもの

1月は演劇公演を6つ、お笑いのライブを2つ、その他ジャンル未分化の公演・映画・展示などを4つみました。

特に面白かったもの

1月8日 藤崎マーケット単独ライブ『TOKYO LUMINE THE MARKET』@ルミネtheよしもと

savoy-truffle.hatenablog.com

1月12日 サンプル ワーク・イン・プログレス『ブリッジ〜モツ宇宙への誘い〜』@アーツ千代田3331

とても面白かった。サンプルはこれから何処へ向かうのだろう。過去に、2009年11月『あの人の世界』、2010年9月『自慢の息子』を見ていた。かつて見たときはもっとなんだか抽象的で、瞬間のシーンを面白がれても、そこまで自分にはしっくり来ていなかったように思う。演出作の『布団と達磨』や、『ひとりずもう』シリーズは、もっと具象な会話劇で、このあたりから、サンプルがぐっと身近になった。個人的に今、最も熱い視線を注いでいる劇団です。もうすでに、世間的には2010年に岸田戯曲賞も受賞しているし、実力派俳優揃いであるけれど、なんだかまた新たな潮流の中心になりそうな気がする。私自身が、サンプルの面白さがようやくわかるようになってきただけかも。私自身の観る目線も年々変わってきているはず。どっちだろう。過去の戯曲も読み返してみようと思っている。

(追記2017年3月1日:サンプルの過去の戯曲『地下室』を読んでみたら、具象の口語劇だった。具象から抽象へ、そしてまた具象に向かっているのだろうか。もっと知りたいので順次戯曲を読んでみる予定。)

1月8日、藤崎マーケット単独ライブ『TOKYO LUMINE THE MARKET』

1月8日、藤崎マーケットの単独ライブ、『TOKYO LUMINE THE MARKET』をルミネtheよしもとで観た。2017年、初めての観劇だったけど、もうすでに2017年ベスト5に入りそうです。

藤崎マーケットは、エンタの神様での「ラララライ体操」の人、として認知されているコンビで、本人たちも「リズムネタ一発屋」として身を滅ぼしたコンビだと自虐的なポジションを取っている模様。私自身はエンタの神様が放映されていた当時、お笑いから遠のいていたので、藤崎マーケットについてはほとんどイメージも無かった。

藤崎マーケットを観たのは、2015年、2016年とキングオブコントの準決勝。とても面白いコントをするコンビだという印象。実際に2015年は、決勝進出も果たした。藤崎マーケットが単独ライブをするなら、必ず観に行こう、と心に決めたのは、2016年の準決勝で観たコント。導入シーンの鮮やかさが、強く印象に残っている。明転すると、トキがリビングのソファに座っており、テレビをザッピングしている様子から始まる。コントの笑いどころまで、早く展開しなければ、というような気が急いた印象はなく、落ち着いた始まり方。演技がとても自然でリアリティがある。セリフはナシ。ザッピングで気に入った番組がなく、スマホを手にとって、ソファに寝転がり、暇つぶしをしはじめる。「日常を流れる空気の再現に、意図的に力を入れているのだ!」と、私は興奮した。こうした日常の情景の中、非日常な出来事が勃発し、コントが展開していった。リアリティに支えられた非日常がとても面白かった。このコントの導入部分の演出から、私は、このコンビは、「リアリティの再現にきっとこだわりがあるのだ!その理由はおそらく、言葉ではなんとも言えないあの変な空気・やりとり、そういうものをつぶさに観察して面白がる視線があるからだろう!」と立てた仮定を半ば確信して、東京での単独ライブの開催を楽しみにしていたのです。

『TOKYO LUMINE THE MARKET』、公演の構成は、漫才が2つと、コントが8つ。各コントについての概要を書き残しておこうと思います。漫才は割愛。コントの順番は上演順ではありません適当。セリフは正確ではなく、意味が合致している程度にみてください。内容は記憶に拠るものなので、間違いはご了承ください。コントの展開や詳細を多少なりとも言葉で書いてしまわなければ、どの点を面白がっているのか説明できない、という理由から、ネタバレを含みます。

1.家の記憶
舞台中央に食卓、上手に棚(カラーボックス)。家のリビングの様子。玄関のドア音のSE、下手から学ラン姿のトキが入ってくる。この家に住む高校生。食卓に座る。下手側スピーカーから、母親のSE声「帰ったらただいまくらい言い」みたいなセリフ。「おかん、おったんか」と言いつつもトキ、「うるせーな、ただいま!」的な応答。しばらく、上手奥の部屋にいるらしき母親と、息子(トキ)の日常的な親子の会話が続く。そんな中、玄関から母親(田崎)が、買い物から帰ってくる。しかし母親は奥の部屋にいるはずである。混乱するトキ。奥の部屋に誰かいる!と、不審がるトキ。母(田崎)、スーパーで買ってきた長ネギを片手に、奥の部屋を確認しに行くが、誰もいない。だが母親のSE声はやまず。しかし母(田崎)、普通に過ごし始める。どころか、母(田崎)「あんたそういえばテストどうやったん」母SE声「そうやテストどうやったん」のような調子で息をあわせはじめる。状況受け入れてしまったかのような母と、戸惑う息子。動揺しながらも日常は進み…

このコントも、日常の描き方、コミュニケーションのリアリティの精度が高くて心を掴まれた。いかにも有り得そうな、親子間の会話の再現があった。「いかにも有り得そうな親子の会話」を書こうとするとき、それはどこかで見たドラマやコントの虚構のセリフをなぞりがちだと思う。でもここには実際の会話の絶妙なリアリティを再現を面白味にしようとする意識を感じた。(とはいえこのコントはこの細密な再現それ自体が第一の面白味ということではなくて、この再現の上に構築される非日常の面白さがメインのコントだったと思う。私は自分の興味から、再現の精度に目がいった。)

2.はりま山芋の会
中央、天井から「はりま山芋の会35周年」というプレートが垂れ下がる。下手から、老人(トキ)と、それを後ろから介助する老人の娘(女装の田崎)が現れる。よぼよぼの足どりに合わせてゆっくりと中央の椅子へ腰掛ける。椅子の下手側に娘が立つ。娘は持っていたワインレッドのベロアのひざ掛けをトキに掛け、マイクを手渡す。老人(トキ)は、このはりま山芋の会の代表らしく、「山芋を育てて○年、雨の日も風の日も、山芋を育てて来ました……」と、会の挨拶を始める…

老人の、口をペチャペチャ鳴らす癖がある、同じ口上を何度も述べてしまうといったようなの挙動の再現度、老人の付き添う、もっともらしい振る舞いの女の様子が、とても面白かった。このコントのはじまりは、下手からゆっくりと登場人物の二人が現れるわけだけど、本当に見知らぬ老人とおばさんが舞台に出てきた!と思ったくらいだった。それほどの、老人然とした身体のうごき、老人を介助しながら後ろを歩く四十くらいの、晴れの場で少しめかした衣裳の田舎のおばさんであった。挙動の一つ一つがおかしく、こういう老人、こういう年かさのいった女の面白さが豊かにあった。喜劇だ!と思った。

3.ダンスのクラス発表
明転と同時に、奥田民生の「マシマロ」が流れている。舞台上のラジカセから流れているという体。舞台中央よりやや上手側で、「マシマロ」に合わせてダンスをするトキ。やや下手側で、体育座りをして、トキを観ている田崎。ダンスが終わると、田崎「藤原くんが作ったんですか?」トキ「はい。寝ずに作りました。」トキ「他に、候補がなければ、これで行きたいのですがどう思いますか。ここ踊りにくいよ、ってとこがあったら、言ってください。変えたりもできるんで。」と、次第に、会話から、クラスの出し物のダンスを決めるクラス会議らしいという事がわかる。ふたりとも、白シャツに、黒いズボン。トキは、前髪に黄色いパッチン留めをつけている。少しチャラめではあるが垢抜けてはないタイプの高校生の様子。トキが他の案がなければ自分のダンスでどうか、説明している最中、田崎は、「ちょっと可笑しいとこあったよなぁ」とヒソヒソと他の生徒と茶化すような雰囲気。「もう一回やってください」と田崎。トキ、もう一度踊る。田崎、ダンスに茶々を入れはじめ…

なんかちょっと痛いよな、って密かに思われてそうなやつ(トキ)が絶妙にダサい点があるダンスを真剣に作ってきていて、でも熱い感じで「自分の作ったダンスやりたい!」というのはさすがに恥ずかしいと思いつつも実際はとてもやりたげ。「他に候補がなければ…」というエクスキューズに凝縮されている。一方、田崎は、トキが持つ、真っ黒なほど検挙し易いわけではないが、確かに有る、グレーな、滲み出る絶妙な痛さを茶化していく。田崎の野球部に入ってそうな男子高校生っぽさも最高だ。こういうコミュニケーション、ある!という高校生のやりとりのおかしさを精緻に掬い上げたコント。

4.町工場の宴会
町工場(製鉄所?鉄工所?)みたいなところの宴会が舞台のコント。トキ、田崎、年配の社員に扮している。それぞれ別々のグループで、大宴会場のような場所で、大勢で飲んでいる様子。トキが、田崎の方へ乾杯でもしに行く自然な流れで合流。田崎が、酔った様子でトキに「いつものアレ」をやれと依頼する。まだそんな時間じゃない、と言いつつも、渋々引き受けるトキ。「クモやれ、クモ!」と、「クモ」という定番の出し物があるらしい…

と、その会社ではお馴染みではあるが、そのコミュニティの外から見ると謎すぎる出し物が披露されていくコント。

5.RPGのラスボス戦
田崎、ドラクエⅢの勇者のような服装で剣を片手に登場。ついにラスボスのところへ来た様子。ラスボスが影ナレで「よくここまで来たな、お前たちもここまでだ…」というのであるが、セリフの合間にえずくような、呻き声が入る。田崎は、ラスボスに対立して挑戦的だが、ラスボスのただならぬ体調不良感に次第に疑問を持ち…

非日常的なものがどんどん卑近な状況に近づいていくコント。

6.カラオケ
中央にテレビ、テーブル、上下にそれぞれソファ。「ウルトラソウル」の最後のフレーズを歌うトキ。ソファに座り聞く田崎。歌い終えて、カラオケを楽しむ二人の様子。トキの歌っている最中に、歌いたい曲を連続で大量に入力していた田崎。しかし、一曲目が再生される直前に、出なくてはいけない電話がかかり、田崎が退出する…

田崎の入れた曲が色々おかしいコント。

7.円周率
円周率50桁を歌にした二人のデュオのコント。

8.おるおるモノマネ
細かいモノマネを次々にやっていく。「おもちゃを自慢しにくる友達の友達」「進研ゼミの漫画の雰囲気」「水族館で意外と盛り上がるエイ」「自転車失くしたヤツ」「会社のグループで言った居酒屋の店員が友達だった時」「高校生クイズのガッツポーズ」など…

どれも細かい描写が面白くて最高だった。絶妙な空気感の再現に長けていた。言葉ではなんとも言えないあの変な空気・やりとり、そういうものをつぶさに観察して面白がる視線があった。私が最初に気になった、コントの冒頭シーンのリアリティが高い理由が、ここに凝縮されていた!

ナタリーの記事。公演写真がたくさん掲載されている。

natalie.mu

藤崎マーケットが、この公演でとても好きになりました。今後、東京で公演をする際は必ず観に行く!と心に誓った。

渋谷コントセンター・テアトロコント全公演まとめ(2017年7月まで)

渋谷コントセンター」という枠組みで公演を行っているホール・ユーロライブが2015年9月から新たにその枠ではじめた公演「テアトロコント」、とても面白く観ているのですが、サイトにアーカイブがないため、まとめてみました。公式サイト:http://eurolive.jp/conte/

渋谷コントセンター」というのは枠組みの呼称であり、初期の公演の名称でもあります。ユーロライブがオープンした2014年11月から翌年2015年6月までは、「渋谷コントセンター」という公演タイトルとして、月5日間興行を行っていました。(3〜5月は月4日、6月のみ、円山スクランブルエッグスの公演と、公演が1日)呼称がややこしいので、公演名のときは「渋谷コントセンター(定例公演)」と書きたいと思います。私はこの公演の発足の2014年11月公演から、毎月1つ以上は観に行っています。渋谷コントセンター(定例公演)の構成は、1公演、4組出演し、1組の持ち時間が30分。コントを行うユニットのみ出演するライブです。

過去に、渋谷コントセンターに絡んだ記事を4本上げています。下記の2本は概要と変遷と見どころのようなもの。残りの2本は公演の感想なので、下記の公演履歴の合間にリンクを貼りました。

渋谷コントセンター」という新しい試み

savoy-truffle.hatenablog.com

この記事の中からの引用

この公式サイトでも、「芸人」ではなくて「コントユニット」、昼の回・夜の回をマチネ・ソワレという表現を用いていたり、渋谷コントセンターマニフェストにアントナン・アルトーを引用して掲げていたりします。価格設定も、若手劇団の平均価格かな、と感じる2,500円。それにやはり、各組の持ち時間30分という試みが、いわゆる「お笑いライブ」というカテゴリから少し演劇的な上演に寄った感じがします。出演者を眺めてみても、テレビ寄りというより、劇場寄りな方が多いなという印象を持ちます。個人的には、「コント作家の再評価」「新しいコント作家と新しいユニットとのコラボレーション」を掲げている点が、非常に気になります。劇作家には、笑いというポイントが作品の長所となっている方がたくさんいますので、もし「コント作家」という方向の試みがあるのであれば、その括りの中に主として劇作をしている作家が登場する可能性もあるのかどうか、楽しみです。

渋谷コントセンターというライブの貴重さについて

savoy-truffle.hatenablog.com

この記事の中からの引用

30分の長尺コントというのは、短編の演劇と見分けがつかなくなってくる。もちろん、コントが「お笑い」というカテゴリを選択している限り、笑いという要素は欠かせないけど、30分という尺を考えると、30分間も観客を退屈させずに惹きつけておくためには、ちょっと上にも書いたけど、物語の力というか、起伏というか、展開というか、最近「物語性」という言葉を用いて考えていたこともひとつの要素として重要なんじゃないかと思う。

と書いていたのですが、やはり公演が志向する方向が演劇に近いものであったようで、現在は、「テアトロコント」という公演が興行されています。

「テアトロコント」は2015年9月から、これまでの渋谷コントセンター定例公演に取って替わる形ではじまりました。渋谷コントセンターと同様に、4組が出演し、1組の持ち時間が30分。変わったのは、4組の内、2組は演劇の分野で活動しているユニットということ。(月によって1組のときもあるようです。)喜劇的な上演をするユニットが登場しています。

渋谷コントセンターというライブの貴重さについて」という記事内で、これまでの渋谷コントセンター定例公演の履歴を書き残しましたが、まだ公式のサイト内にアーカイブないので、さらにその後の公演情報も追加し、テアトロコントの公演履歴もまとめました。公演内容は、過去のチラシや、出演者変更の情報は渋谷コントセンターTwitterからピックアップしています。一部記載ミスや情報の古いものなどがあるかもしれません。(気づき次第修正します。)

2014年11月
11/14金15時・20時 知念、さらば青春の光、シンボルタワー、ダブルブッキング
11/15土14時・17時 ダブルブッキング(マチネのみ)、ラブレターズTHE GEESE、東京アヴァンギャルド、巨匠(ソワレのみ)
11/16日14時・17時 阿佐ヶ谷姉妹、知念、鬼ヶ島、大黒天
11/17月15時・20時 ダブルブッキング、ジグザグジギー、巨匠、マッハスピード豪速球
11/18火15時・20時 ラバーガール、リンゴスター、ホロッコ、東京アヴァンギャルド

2014年12月
12/19金15時・19時半 禅、ペパーミントの風に吹かれて、ダブルブッキング、マッハスピード豪速球
12/20土13時・17時 トップリード、風藤松原かもめんたるルシファー吉岡
12/21日13時・17時 マッハスピード豪速球THE GEESE、禅、Aマッソ
12/22月15時・19時半 ジグザグジギー、シンボルタワー、ホロッコチョップリン
12/23火祝13時・17時 リンゴスター、Aマッソ、ニューヨーク(マチネのみ)、さくらんぼブービー(ソワレのみ)、チョップリン

2015年1月
1/16金15時・19時半 ジグザグジギーザブングル、ニューヨーク、チョップリン
1/17土13時・17時 ダブルブッキング、THE GEESEシューレスジョーペパーミントの風に吹かれて
1/18日13時・17時 ホロッコ、シンボルタワー、ピーマンズスタンダードザブングル
1/19月15時・19時半 マッハスピード豪速球チョップリンペパーミントの風に吹かれてピーマンズスタンダード
1/20火15時・19時半 リンゴスター、巨匠、シンボルタワー、ニューヨーク(マチネのみ)、ダイノジ(ソワレのみ)

2015年2月
2/20金15時・19時半 ミヤシタガク、ニューヨーク、ルシファー吉岡、Aマッソ(マチネのみ)、トップリード(ソワレのみ)
2/21土13時・17時 ダブルブッキング、シンボルタワー、Aマッソ、シソンヌ
2/22日13時・17時 マッハスピード豪速球ラブレターズザブングルペパーミントの風に吹かれて
2/23月15時・19時半 ホロッコ阿佐ヶ谷姉妹、犬の心、シューレスジョー
2/24火15時・19時半 巨匠、ニッチェ、禅、ニューヨーク(マチネのみ)、ダイノジ(ソワレのみ)

2015年3月
3/20金15時・19時半 Aマッソ、シンボルタワー、たんぽぽ、ダイノジ(マチネのみ)、ザブングル(ソワレのみ)
3/21土13時・17時 ルシファー吉岡ピーマンズスタンダードミヤシタガクラブレターズ
3/22日13時・17時 ダブルブッキング、マッハスピード豪速球ペパーミントの風に吹かれて、ザ・ギース
3月23日月15時・19時半 かもめんたる阿佐ヶ谷姉妹チョップリン、ホロッコ

3月22日(日)渋谷コントセンター「新作ネタおろし!」の感想

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2015年4月
4/17金19時半 提携公演『ジャルジャル×倉本美津留のコント会議presentsあっぷくライブ』
4/18土「Aマッソと野郎ども」13時Aマッソ、巨匠、ニューヨーク 18時Aマッソ、3ガガヘッズ、銭億円
4/19日「ホロッコとオジさん」13時ホロッコルシファー吉岡チョップリン 18時ホロッコミヤシタガク、ダブルブッキング
4/20月「CCCレギュラー」14時半ペパーミントの風に吹かれて、ダブルブッキング、チョップリンマッハスピード豪速球 19時半ペパーミントの風に吹かれて、ロビンソンズ、マツモトクラブ、マッハスピード豪速球

2015年5月
5/15金19時半 ザブングル、シンボルタワー、ミヤシタガクマッハスピード豪速球
5/16土13時・17時半 Aマッソ、ルシファー吉岡ピーマンズスタンダード、ロビンソンズ(マチネのみ)、ダブルブッキング(ソワレのみ)
5/17日「文芸部書き下ろしネタ披露」13時・17時半マッハスピード豪速球ペパーミントの風に吹かれてジグザグジギー、ダブルブッキング
5/18月19時半 ザ・ギース、ミヤシタガクピーマンズスタンダードかもめんたる

2015年6月
円山スクランブルエッグス第一回公演「円山町再開発」
6月19日(金)19:00開演
6月20日(土)19:00開演
6月21日(日)14:00開演

『円山スクランブルエッグス』の公演が最高だった

savoy-truffle.hatenablog.com

ナタリーの記事

http://natalie.mu/owarai/news/150750

http://natalie.mu/owarai/news/151272

6/22月
14時 ロビンソンズ、ペパーミントの風に吹かれてチョップリンマッハスピード豪速球
19時半 禅、巨匠、チョップリン、ダブルブッキング 

7月、8月は公演ナシ

テアトロコントvol.1
2015.9.19(土)13:30
出演=(演劇)ナカゴー、トリコロールケーキ(コント)巨匠、ロビンソンズ

テアトロコントvol.2
2015.10.24(土)16:00 出演=(演劇)東葛スポーツ、玉田企画 (コント)マッハスピード豪速球、マツモトクラブ

テアトロコントvol.3
2015.11.22(日)16:00 出演=(演劇)トリコロールケーキ、フロム・ニューヨーク (コント)ダブルブッキング、ママスパパス

弱い人たち コント公演「強くなりたい」
11月28日(土)17:00開演
11月29日(日)13:00開演

ナタリーの記事

http://natalie.mu/owarai/news/163705

http://natalie.mu/owarai/news/167470

テアトロコントvol.4
2016.1.22(金)19:30・1.23(土)14:00
出演=(演劇)ナカゴー、東葛スポーツ (コント)さらば青春の光チョップリン

弱い人たち アンコール公演「強くなりたい」
2月8日(月)19:30開演
ナタリーの記事

http://natalie.mu/owarai/news/172491

テアトロコントvol.5
2016.2.28(日)16:00・2.29(月)19:30
出演=(演劇)玉田企画、テニスコート (コント)ジンカーズ、ニューヨーク(28日のみ)、犬の心、ロビンソンズ(29日のみ)

円山スクランブルエッグス第2回公演「円山町再起動」
2016年3月20日(日)15:30開演/19:30開演(アフタートークあり)
2016年3月21日(月・祝)14:00開演/18:00開演(アフタートークあり)
2016年3月22日(火)19:30開演(アフタートークあり)

ナタリーの記事

http://natalie.mu/owarai/news/175884

http://natalie.mu/owarai/news/180505

テアトロコントvol.6
2016.4.16(土)16:00・4.17(日)14:00
出演=(演劇)ナカゴー、サンプル (コント)かもめんたる(両日)、ホロッコ(16日のみ)、うしろシティ(17日のみ)

テアトロコントvol.7
2016.5.27(金)19:30・5.28(土)14:00
出演=(演劇)ほりぶん、ワワフラミンゴ (コント)ジグザグジギー、Aマッソ

弱い人たち会議中 vol.1 弱い人たち×犬の心
5月30日(月)19:30開演

ナタリーの記事

http://natalie.mu/owarai/news/184710

テアトロコントvol.8
2016.6.25(土)16:00・6.26(日)14:00
出演=(演劇)フロム・ニューヨーク、テニスコート (コント)GAG少年楽団、リンゴスター

テアトロコントvol.9
2016.7.29(金)19:30・7.30(土)14:00
出演=(演劇)トリコロールケーキ、東葛スポーツ (コント)だーりんず(両日)、トップリード(29日のみ)、ゾフィー(30日のみ)

テアトロコントvol.10
2016.8.27(土)16:00・8.28(日)14:00
出演=(演劇)ナカゴー、テニスコート (コント)ジンカーズマッハスピード豪速球

テアトロコントvol.11
2016.9.23(金)19:30・9.24(土)14:00 出演=(演劇)玉田企画 (コント)さらば青春の光(両日)、ラブレターズ、Aマッソ(23日のみ)、ロビンソンズ、ルシファー吉岡(24日のみ)

テアトロコントvol.12
2016.10.28(金)19:30・10.29(土)14:00
出演=(演劇)トリコロールケーキ (コント)チョップリン(両日)、かもめんたる夜ふかしの会(28日のみ)、ダブルブッキング、しゃもじ(29日のみ)

テアトロコントvol.13
2016.11.26(土)16:00・11.27(日)14:00
出演=(演劇)サンプル、明日のアー (コント)ゾフィー(両日)、マッハスピード豪速球(26日のみ)、わらふぢなるお(27日のみ)

テアトロコントvol.14
2016.12.16(金)19:30・12.17(土)18:00
出演=(演劇)東葛スポーツ、ワワフラミンゴ(コント)Aマッソ(両日)、犬の心(16日のみ)、や団 (17日のみ)

弱い人たち 第2回コント公演「もっと強くなりたい」
12月22日(木)19:30開演
12月23日(金・祝)14:00開演/19:00開演

ナタリーの記事

http://natalie.mu/owarai/news/208976

テアトロコントvol.15
2017.1.27(金)19:30・1.28(土)14:00
出演=(演劇)ミズタニー、ナカゴー(コント)ザ・ギース、さらば青春の光(27日のみ)、ルシファー吉岡、ななまがり(28日のみ)

※2017年7月1日、7月までの履歴を追記します。

テアトロコントvol.16
2017.2.17(金)19:30・2.18(土)14:00
出演=(演劇)水素74%(コント)トップリード、ジグザグジギー(両日)、夜ふかしの会(17日のみ)、だーりんず(18日のみ)

テアトロコントvol.17
2017.3.24(金)19:30・3.25(土)14:00
出演=(演劇)フロム・ニューヨーク、トリコロールケーキ(コント)チョップリン(両日)、わらふぢなるお(24日のみ)、ロビンソンズ(25日のみ)

テアトロコントvol.18
2017.4.28(金)19:30・4.29(土)14:00
出演=(演劇)テニスコートわっしょいハウス(コント)弱い人たち(両日)、マッハスピード豪速球(28日のみ)、パーパー(29日のみ)

テアトロコントvol.19
2017.5.26(金)19:30・5.27(土)14:00
出演=(演劇)明日のアー、水素74%(コント)かもめんたる、Aマッソ(26日のみ)、さらば青春の光スーパーニュウニュウ(27日のみ)

『劇団ハッピーヒューマン メガヒッツ』
6月23日(金)19:30
劇団ハッピーヒューマン第4回公演『布』
6月24日(土)15:00、19:00

ナタリーの記事 http://natalie.mu/owarai/news/237100

テアトロコントvol.20
2017.7.28(金)19:30・7.29(土)14:00
出演=(演劇)玉田企画(コント)ラブレターズ(両日)、夜ふかしの会、ロマン峠(28日のみ)、うしろシティ、チョコレートプラネット(27日のみ)

早く公式にもアーカイブが残ってほしいと思います。

2017年の活動が特に楽しみな4組+α

2016年初に今年活動が楽しみな人たちをまとめていたので今年も書いておこうと思う。

かもめんたる
単独ライブの面白さが随一。というか日本一。同時代に生きていて、生で公演を観られるというこの幸せにもっとみんな気づいてほしい。劇団かもめんたるの公演も楽しみ。今後必ず演劇界にも衝撃を与える作品を作るはずです。今を見逃さずフォローしたい。演劇に関してはもっと彼ら自身が同時代の優れた作品を見極める鑑賞眼を磨いてほしい。面白い人達と出会って、いい環境に恵まれた作品作りをしてほしい。

しずる
よしもと所有の劇場以外で行う単独ライブが素晴らしい。劇場はどうやって選んでいるのだろう?公演全体をプロデュースする優れたスタッフがいるのだろうか。ふたりとも書き手なのもまた面白い。特に、池田一真さんはもっと注目されて良い作家兼演出家兼プレイヤーです。つまり万能!幅広い作風にも注目!

犬の心
よしもと所有の劇場以外で行う単独ライブのシリーズがどうやら終了してしまったようで、それは少し残念ですが、2017年の単独ライブもすでに6月3日と決定しており、とても楽しみです。いけやさん単独の仕事が多く、押見さんに時間があるようですが、マンボウやしろさんの告別ショーのようなイベント的なコント公演や、押見さんが作演出するコント公演をもっと観たいのでやってほしい。

チョップリン
活動の情報がとても少ない。関西ならもっと観る機会があるのだろうか?コントがめちゃくちゃ面白いのに活動がこれだけなんておかしい。2016年観たコントの単独ライブ中、一番面白かった公演のうちのひとつがチョップリン。東京でもっとたくさんコントをしてほしい!

他には、GAG少年楽団だーりんずなど。漫才師は、昨年はコマンダンテのみだったけど、暮れのM-1で改めて和牛が面白いな、と思ったので、和牛なるべく見逃さずに見に行きたい。2017年、東京で単独ライブはやるのだろうか?それから、インディアンスの活躍に期待!そして、コマンダンテが4月から東京に来るそうで、観られる機会が増える!コマンダンテと他の芸人との関係がどんな感じなのかも気になる。コントに比べて漫才の方が、アイドルを眺めるようなうっとりした気持ちで何も考えず感性で観てしまう。楽しい。

2014年からオリエンタルラジオのトークライブに行くなどして活動を見ていた。2014年の10月のトークライブで、歌って踊るのが得意で楽しいから、そういうコンテンツを作る、ということを話し、今後毎月のトークライブでつくったコンテンツ(曲)を発表して、最終的にはライブハウスでイベントを行う、ということを目標として掲げていた。歌って踊るために結成されたのがRADIO FISHで、いくつか曲をつくっていく中で生まれたのがPARFECT HUMAN。確か、PARFECT HUMANは、最初に掲げた目標の、2015年末のライブハウスでのイベントで披露されたものだったと思う。一つ一つ、掲げた目標を達成していくという、実は地道な活動の結実として、RADIO FISHがブレイクした。オリエンタルラジオは本当に自分の掲げた目標を着実に達成していて尊敬。ブレイクまでの経過も全部エンターテイメントになっていた。毎月、無限大ホールに集まる観客を全力でもてなしていた。開場中にラジオめいたものを流してみたり、直筆メッセージのコピーをアンケートとともに配布してみたり、毎月ファンに向けたグッズを発売したり、ライブの内容も武勇伝にトークにプレゼンに歌にコーナーにと盛りだくさんで、終演後には観客と握手もするし、写真も撮るという、テレビでも大活躍の芸能人とは思えないようなホスピタリティで、いつも同じ構成ということでもなく、毎回試行錯誤の跡が感じられて、無限大ホールにあつまるたった300人足らずの観客をとにかく全力でもてなしていた。オリエンタルラジオは本当にエンターテイメントのプロフェッショナルだ。2016年は、トークライブには仕事の都合で行けなくなってしまったので、活動を追えなくなっていたのだけど、必ずまた新しいことを考えるはずなので、またあの白熱を間近で観に行きたい。