2月中旬〜5月末に観たもの(抜粋)

2月中旬〜5月末までに観たものの抜粋

2月17日アラフォー芸人の乱(新宿バッシュ)

ラ・サプリメントビバさんを観に行った。東葛スポーツ的なサンプリング感。

2月25日THE ROB CARTON「マダム」(赤坂レッドシアター)

初めて観た。関西で最も面白いらしいと聞いたので。噂に違わず実力派コメディ劇団だった。関西の劇団というと、勝手なイメージながら、演出が派手、音楽と照明の多用、そしてウエットさとベタ、という印象だったけど、そうではなかった。徹底した、高級な雰囲気作りと、落差のあるバカバカしさ。笑いに対する透徹な視線を感じた。

3月3日ウンゲツィーファ『転職生』(王子スタジオ1)

初めて観た。前回の公演は、主宰者の自宅での上演、というのがハードルが高すぎて、行けなかった。今回の公演を観て、行かなかったことを若干後悔した。それほどに良かった。キャリアを鑑みても、これはもはや、褒める人しかいないだろうと思った。シーンとシーンのつなぎ方、構成がとてもうまい。

3月末〜4月頭 ソクーロフ上映特集

ソクーロフといえば、学生時代に観た『太陽』、そして『フランコフォニア』が公開された際に観ていた。静かで幻想的で、うまく言葉で表せないけど、とても好きだったなと感じていた。特集上映があるというので、ほぼ全部観る勢いでイメージフォーラムに行った。『日陽はしづかに発酵し…』『牡牛座 レーニンの肖像』がとても良かった。『日陽はしづかに発酵し…』は、とにかく画面が美しくてずっと観ていられる。浮遊感があって、夢のようで、眠りに誘われる箇所も多いけど、映画館で体験したということが他に何にも代えがたい時間だったと思わせられる。『牡牛座 レーニンの肖像』は、『太陽』のように、実在の人物がさもそのように生活していたのではないかと思わせられる丁寧な、生き様の描写がある。それは何かをことさらに語ったり、人生の中での特筆すべき一日をドラマチックに描くものではないけれど、切り取った時間の前後に、その人がまさに生きているはずだという、連綿と続く人生の時間を思わせる力がある。そういう丁寧さが好きなのだな、と思った。

ほかには『太陽』を再度観た。『ファウスト』これはすごく物語で、見やすい映画だった。『痛ましき無関心』はあまり好きではなかった、退廃的すぎた。『モレク神』、『ストーン/クリミアの亡霊』は画面が暗いのでほぼ寝てしまった。またの機会にチャレンジしたい。他には『静かなる一頁』『チェチェンへ アレクサンドラの旅』『セカンド・サークル』『孤独な声』なども観た。

エルミタージュ幻想』を観られなかったことが悔やまれる。

3月23日 トンツカタン第3回単独ライブ『さよならさよならこんにちは』(ユーロライブ)

途中のVTRで、ジャンプしたら次のロケ地に着地、というあるある演出をするところで、ジャンプして、移動する車の中に着地、というおふざけがめちゃくちゃおもしろかった。それぞれ個性豊かで愉快なトリオ。面白かった。

3月27日かが屋単独『瀬戸内海のカロ貝』(シアターブラッツ

既に今年一番おもしろかった、と言って良いだろう。コントの詳細をメモしているので、いずれネタバレしても大丈夫そうなくらい時間が経ったらまとめておきたい。

4月1日『4×30 ~東京、大阪、期待の若手4組×30分の単独ライブ~』(ルミネtheよしもと

これ以来、からし蓮根のファンに。ペコリーノが面白いのは以前に単独ライブを観に行ったことがあったので知っていたけど、より一層実力が増していたように思う。

4月8日ファースト∞ライブ(ヨシモト∞ホール

男性ブランコを観に行った。面白かった。立ち見まで出ていた。劇場が盛り上がっていて良い。ゆにばーすが好きだ。

4月15日Mitaka! SCOOL!! 1st Anniversary!!!(SCOOL)

特筆すべきはマレビトの会コント。演出が凄まじい。このスタイルのコント、という強みがある。あまり細かく書かないので、ぜひ観てほしい。

4月19日城山羊の会『自己紹介読本』(シアタートラム)

再演。初演も観た。この演目が一番好きだ。めちゃくちゃおもしろかった。

4月末ジャン・ルノワール大いなる幻影』、『恋多き女』(ユーロスペース

大いなる幻影』、欧州の歴史に疎いため、まず誰がどこの国か把握するのが大変で、情報量が多いゆえに前半はかなりウトウトした。身体の疲れも大いに影響。このため、前半に見落としが多かったので、2回観た。ラウフェンシュタイン大尉が、ボワルデュー大尉と心通わせながらも、職務に忠実な故に相手を撃つところは、切なすぎて涙が出た。心撃ち抜かれた。ゼラニウムを育ててたシーンがすごく効果的で、心の優しさが対比で浮き上がった。また、最初のシーンで、撃ち落とされた仏軍の将校を捕虜にして独軍が食事に招いていたのが、そういう文化があるということが新鮮だった。第一次世界大戦では、捕虜とは、ある規律の中で、人間の尊厳を保たれながら扱われていたのか、と知った。ドラマとはこういうものだなぁ、という映画だった。こういう映画が名作として時代を経てあらゆる人に届くのだ。

恋多き女』は、イングリッド・バーグマンが、「恋多き女」として登場するけど、情熱的ではあるけれどもめちゃくちゃ仕事人だしドライでかっこよかった。そしてメル・ファーラーがとてもかっこよかった。『汚名』のケーリー・グラントにも思ったけど、最初別にものすごいハンサムとは思わないのに、劇中の立ち居振る舞いからかっこよさが溢れ出ていて、観ているうちに段々とかっこいいと思ってしまう。

5月3日GWだよ!よしもとお笑いライブ(よしもと漫才劇場

大阪に行ったので、せっかくなので漫才劇場に。当日券は立ち見だった。ゴールデンウイークなこともあってか、観光がてら来ている人が多い様子。劇場にたくさんの人が来るということは素晴らしいな。すっかりからし蓮根のファンに。ボケの青空さんは、いつみても、初めて聞いたかのような新鮮な反応のツッコミをする。そして熊本弁が切れ味が良くて小気味良い。ほかには、アインシュタインの漫才がすごく面白かった。

5月4日中之島春の文化祭2018(ABCホール

このイベントのために大阪に行った。THE ROB CARTONはやはり面白かった。すっかりファンに。キャラクターも立っていて良い。匿名劇壇の短編がとてもおもしろかった。死体があるところからはじまるのが、別役実の不条理劇を思わせる。大阪では演劇の活気が感じられた。

5月6日ナカゴー『まだ気づいていないだけ』(ムーブ町屋

東葛スポーツの金山さん、明日のアーの大北さんが客演。他劇団の主宰者が客演するというのはなんだか妙に面白い。金山さんは、俳優として出演するとき、人間の色気ともいうべきか、人物の魅力がすごい。大北さんはトリックスターめいていて面白かった。

5月7日『マルクス・エンゲルス』(岩波ホール

なんとなく気になったので観たけれど、あまりおもしろくなかった。ドラマを描こうとしているようだったけど、表面的な出来事を追っていくばかりで、薄っぺらく感じてしまった。ソクーロフの『牡牛座 レーニンの肖像』を思い出し、反面的にソクーロフの良さを感じた。岩波ホールには初めて行った。平日の昼間だったこともあり、ほぼほぼ年配の男性ばかりで、しかも8割くらい埋まっていた。すごいことだ。若者も平日の昼間から映画を観ることができれば、より一層文化的な国になるのになぁ。

5月8日月刊「根本宗子」『紛れもなく、私が真ん中の日』(浅草九劇)

根本宗子さんはパワーがある。自分の好みの演劇とは異なるものの、とても楽しんだ。

5月19日GAG少年楽団単独ライブ『優しいダサ坊』(ルミネtheよしもと

GAG少年楽団はやっぱり面白い。最後に、重大なお知らせがある、ということで、改名が発表された。いったいどんな酷い名前になるのかと恐れ慄いたけど、「GAG」に改名するそうだ。思っていたより悪くなくてホッとした。

2018年1月〜2月中旬までに観たもの(抜粋)

なにか一言残しておきたいものだけ抜粋
1月6日 ななまがり単独ライブ「まがりコメディ」(ルミネtheよしもと

幕間の映像があるとは言え、コントばかり連続で2時間超え(予定を大幅に超過したらしい)、頭がおかしくなるかと思った。もっと短くてもいいと思ったけど、ここまでやられてしまえば身を委ねるしかない。イントロ早押しクイズのコントが一番好きだった。

1月11日ザ・ギース単独ライブ『果てしなきガム』(ザ・スズナリ

スズナリでの公演、ということが快挙だと思う。ザ・ギースの単独ライブとしては、過去の「ロイヤルストレートフラッシュバック」とかの方が面白かったとは思う。これからも公演としての価値の高いものを継続して作ってほしいな、とファンとして思う。

1月17日ロロ『マジカルファミリー肉じゃがツアー』(KAAT大スタジオ)

ロロにはやはり白旗挙げてしまう。

1月26日卯月単独『そうですか』(関交協ハーモニックホール)

卯月のことが、単独を観ながら、急激に好きになった。もはやただのファン。最初に2人で始まって、3人目が登場するポイントがすごくセンスがいいなと思う。コンビではできない、3人目登場からの展開のしかた、トリオならではの面白さがある。笑いどころの感じもちょっとナンセンスめいていて好みだ。人力舎を担う若手だなと思った。やっぱりコントの人力舎

1月27日テアトロコント特別編 2010年代結成ユニット特集!(ユーロライブ)

ガクヅケというコンビが、才能に溢れていて恐ろしかった。なんてキャッチーで独特!ガクヅケを観に、お笑いライブに行こうと思った。観たことがないものを観せてくれる、という最強の観に行く理由がある。

2月2日バカ爆走! 人力コントの日!!(新宿ミニホールFu-)

吉住さんというピン芸人さんが面白かった。卯月もトンツカタンもロマン峠も面白い人力舎はやっぱりコントファンにはたまらないと思った。

2月3日ゾフィー第4回単独ライブ「TeHe」(ユーロライブ)

ゾフィーの新しい一面が満載の単独ライブ、2018年が飛躍の年になると思った。コントがとにかく面白いし、公演全体をデザインする意識が行き届いていてクオリティが高い。

2月4日劇かもめんたる第四回公演「尾も白くなる冬」(赤坂レッドシアター)

かもめんたるのう大さんのことを作家としてめちゃくちゃ信頼しているからこそ、なんだか辛口な感想が出てきてしまう。第一回目から比べると格段に観やすい構成やシーンはこびになっているとは思うものの、ただただ技術として上手くなるだけの演劇をかもめんたるに期待しているわけではないのだ…。もっと、観たことがない、かもめんたるのコントで表現されているような、切実で誠実な狂気、というか、リアリティある常識外れの心情、そういうものを期待してしまう。コントではそこの表現に格好良さがあるものの、演劇で表現するとなると途端にダサくなるのはなぜか。演劇としての表現が洗練されていないからというのも1つの理由だろう。ラストにいわゆるいいシーン的なものが挟まることも不要だと感じる。(もしもう大さんがそのシーンを表現することに意味をかんじているのならお門違いの感想であるが。)人間のどうしょうもない性のような、情念のようなものは、「いいシーン」として結実しなければいけないのか?かもめんたるのコントでは、「いいシーン」として描かれなくても、確実にそういった人間味が現れていたのでは?と思う。「いいシーン」でありきたりな、中心人物にピンスポ強めみたいな照明変化をするのも演劇的にダサい。脚本だけじゃなく、演出も、かもめんたるなら、もっと鋭利で格好よくあってほしい。もしかすると今が過渡期なのかもしれない。ここを越えて飛躍的な伸び方をするのかも。YouTuberを馬鹿にするシーンがちょっと個人的に物足りなかった。馬鹿にされているYouTuberは、ああやって"群れて"馬鹿にしてくる人たちを、動画におさめてさらに1つ上のマウントを取るくらい客観的な意地悪さがほしかったようにも思う…。

2月7日ライジングオレンジ(新宿ミニホールFu-)

かが屋というコンビがとにかく面白かった。昨年のキングオブコントの準々決勝で観て、作られた空気感が印象的だったけど、このたび改めて生でコントを観て、面白さを確信した。すぐに、3月末の単独ライブのチケットを購入した。すでに結構な売れ行きらしい。人気が出そうな、というか、すぐにコントで定評を得そうなコンビだと思った。コントの未来が明るいと思った。それにしても、マセキ芸能社さんにはコントが面白いユニットが多くて畏敬の念すら抱く。マセキの事務所ライブには初めて足を運んだけど、この「ライジングオレンジ」では、ガクヅケとかが屋という今をときめく(主観)二組が鎬を削っているのかと思うと激アツすぎる。しかもその二組というのは、同じコントでありながら全く個性が相反している。かが屋はオーソドックスな会話劇のコント。演劇とも相性が良さそうだ。

2月10日月刊太福マガジン(ユーロライブ)

玉川太福さんという浪曲師はめちゃくちゃ面白い。まもなく見つかると思う。(もうすでに見つかっている?)太福さんの創作浪曲は、沖田修一監督の映画のような、五反田団・前田司郎さんの劇作のような、そういう面白さ。

2月11日勝手にふるえてろヒューマントラストシネマ渋谷

どこにでもある共有可能なこじらせをここまで切実に丁寧に描いたものはあんまり観たことがなかったので、とても好印象だった。(映画をあまり観ないので客観性は無いが。)松岡茉優さんは演技力が高いな。渡辺大知さんの全然格好ついてないけど人間的には好感しかないタイプの男の造形もとてもよかった。

2月14日予兆 名絵画探偵3(BlanClass)

観たことがないタイプの面白さだった。センスが溢れていた。知らない世界がまだまだあると痛感した。

2月15日フロム・ニューヨーク「サソリ退治に使う棒」(駅前劇場)

テニスコートが客演している。最初のシーンで、吉増裕士さんがそのしっかりした強い声で発したセリフが駅前劇場に響いた時から、劇世界に引き込まれたな、という実感があった。フロム・ニューヨークのお三方と吉増さんが手練の役者であることは疑いがないけど、客演していたテニスコートの三名もとても良かった。テニスコートの神谷さんは今後役者としても充分やっていけそうなオールラウンダー加減だった。テニスコートの吉田さんは、個性的なハンサムさと演技が、今回の役どころにとてもはまっていて、観客の好感を集めていたように思う。テニスコートの小出さんは、持ち前の滋味溢れる愛嬌が遺憾なく発揮されていました。物語の筋はというと、これこそが演劇界での笑いの"ストイックさ"なのではと思うほど、ナンセンスに次ぐナンセンスで、ナンセンス以外はなにももたらさないという尖りの境地だと思いました。

2017年12月2日〜12月31日までに観たもの(抜粋)

面白かったものの中で一言書いておきたいものだけ

12月5日 ナショナル・シアター・ライヴ『ヘッダ・ガーブレル』(TOHOシネマズ日本橋

女という容れ物から自分を解放できずにもがいて死んだ女の話だった。と思った。主人公のヘッダに対して、テアは男と知性で繋がっているように思った。

12月7日  城山羊の会『相談者たち』(三鷹芸術文化センター星のホール)

台詞が極限まで小さかった。もはや、セリフの一部が聞き取れなくても、それでも面白さは損なわれず、変わらないという境地なのかも。(城山羊の会は台詞がめちゃくちゃおもしろいのにもかかわらず。)こんな空気を醸成できて、観客を巻き込めるというのがすごいと思う。文脈さえ分かっていれば、そこに発生している人間関係それ自体を面白いと思える。生身の俳優が上演すること、最大の面白さだと思う。

12月10日 ナショナル・シアター・ライヴ『一人の男と二人の主人』(吉祥寺オデヲン)

洒落たコメディだった。休憩の間に、ナビゲーターが楽屋に行くシーンで、俳優たちがボケまくっててめっちゃ面白かったし、かっこよかった。

12月13日 アレクサンドル・ソクーロフ『太陽』(ユーロスペース

昔観たけど、忘れられずに、観た。他に替えがたい時間が得られる。もう一度観たい。ところどころユーモアがあって笑える。

12月13日 ワワフラミンゴ『脳みそ歩いてる』(ギャラリー・ルデコ)

どういう理屈、というか、何を手本にして、何を目指しているのか、類型化できない、観たことがない、独自の団体だ、と改めて思った。唯一無二すぎる。テニスコートの神谷さんが良いアクセントになっていた。不思議なコラボレーションが生まれていた。印象的な台詞はたくさんあったはずだけど、記憶力が悪くあまり覚えていない。

12月16日 『テアトロコント vol.24』(ユーロライブ)

「古屋と奥田」というコンビが素晴らしすぎた。作・演出を毎回外部から招く方式の、俳優のユニット。俳優2人の人間としての色気がすごい。今回の作・演出は、玉田企画の玉田真也。玉田企画では今まで観たことがないような、大人の男の人間関係を描いていた。新境地だと思った。「古屋と奥田」は、今後、バディものの代名詞となるだろう。

12月16日 やさしいズ単独ライブ『#ストレリチア』(神保町花月

コントがとにかく面白かった。特に、「コンビニ」と題されたコントが素晴らしすぎて、観ながらこの公演に足を運んだことの幸せを噛み締めた。

12月18日 サニーデイ・サービス『DANCE TO THE POPCORN CITY』(恵比寿LIQUIDROOM

サニーデイ・サービスはもはや人生。

12月20日 チェルフィッチュ『三月の5日間』(KAAT 大スタジオ)

初期のチェルフィッチュの、観客に語りかけるスタイルをそのままやるのかと思ったけど、ちょっと演出が違ったように思う。以前はもっと、観客に、伝わっているのかどうか探っている感じと、こんなに一人で喋っていることへのエクスキューズみたいなのがあって、他者に対して発話するって感じが強かった。それは良し悪しではなく単に相違だと思った点。今回の上演を観て、十年あまりたった今でも新鮮で刺激的だったことにびっくりした。色褪せないと思った。

12月23日 第四笹蒲ライブ(新宿バッシュ)

浜村凡平さんが気になった。

12月27日〜31日 ヒッチコックシネマヴェーラ

アルフレッド・ヒッチコックの特集上映を行っていたので、気になっていたので観た。『山羊座のもとに』『汚名』『第3逃亡者』『三十九夜』『下宿人』『私は告白する』『ロープ』を観た。どれもめちゃくちゃおもしろい。私は映画をほとんど観ていないので、つまりまだ観ぬ名作が大量にあるということなので、のこりの人生もめちゃくちゃ楽しいじゃないかと思う。さておき、ヒッチコックですが、『汚名』という作品が特に、ロマンチックでときめいた。いままで観たどんな恋愛物よりも素敵だった。デヴリンは不器用で生真面目だ。アリシアのいないところでは、彼女のことで狼狽したり、感情的になったりしてるくせに、彼女には全く伝えられない不器用さにときめいた。ラストもとてもスリリングで情熱的だった。

10月半ば〜12月1日に観たもの(抜粋)

10月12日〜12月1日までに20本ほど観た。一言残したいものだけ抜粋する。

10月15日 鉄割アルバトロスケット『鉄割六本公演』(スーパーデラックス)

スーパーデラックスに合っていた。鉄割の本公演は2回目。隅々まで行き届いたアートディレクション(とでも言ったらいいのか)が公演を観る気持ちを高める。「出し物」感が、祭りのようで楽しい。

10月30日 ラブレターズ『道場破りライブ~VS早稲田大学お笑い工房LUDO~』(ユーロライブ)

これがかなり面白かった。オープニングから、未知なライブすぎて、どうなるかわからず、ヒリヒリした感じが溢れていた。ドキドキした。忘れてた気持ちだった。安定ばかり、鉄板ばかり求めていた気がする。そんなのばっかりじゃつまんないのだ。意欲的なライブだった。これをやるASH&Dがすごい。惚れた。ラブレターズにも惚れた。早稲田大学お笑い工房LUDOから5組が1本ずつと、ラブレターズが5本、ネタを交互に行なって勝敗をつけるライブ。早稲田の5組が、それぞれ意欲的で、荒削りだけど面白かった。特に「ダダダダンス」という、男2人、女1人のトリオがすごく良かった。投票は、学生のネタは意欲的といえど、結局やっぱりラブレターズが間違いなくレベルの差があって面白かったのだけど、「ダダダダンス」だけは、「ダダダダンス」の勝利だと思って彼らに丸を付けた。「ダダダダンス」をもう一度観たい。

11月5日 第四回全日本コントファンクラブ(ルミネtheよしもと

うしろシティはやっぱり面白いな、と思ったのだった。用務員さんのコント。見ていて気持ちがいい。構成が美しい。やさしいズも面白い。彼女が詩を書くコント。グランジのパレードのコントも良かった。しかしながら全体的に、このメンバーならもっと面白いコント揃いにできるような気もした。さらに私は、ルミネtheよしもとが、圧倒的にコントに向かない劇場だと思っている。吉本の劇場は漫才のための劇場だ。(神保町花月は比較的コントが観やすい。)客席に傾斜がなくて演者の顔が見えない。前方に座った観客の頭に隠れて、顔どころか演者の全身が見えないときがある。舞台上に1人しかいなくて、袖からもう一人出てくるのかと思ったら、舞台上にいるのに見えてないだけだった、ということがよくある。つまり、ルミネtheよしもとが嫌いです。

11月9日 庭劇団ペニノ『地獄谷温泉 無明ノ宿』(KAAT 大スタジオ)

圧倒的な舞台装置。この美術が現れただけで、一瞬にして劇世界が眼前に立ち上がった。舞台が、空っぽの容れ物ではなくて、それ自体が物語で俳優を動かしているようだった。生き物のような、切ったら血が出そうな舞台美術。それほど強い。こんなことまで演劇でやるのか。と思った。観に行った甲斐がある。お金のことを言ってしまっては興がないけれども、これが前売りで4,500円とはこんな体験他にできないだろうと思う。今後もペニノは見逃せない。

11月14日 「ロイドの福の神

ギンレイホールで生のピアノとともに見た。今後も喜劇映画の上映はチェックする。

11月16日〜19日 テアトロコントspecial/テニスコートのコント『水をたくさん飲んできたので結構』

テニスコートは素晴らしいトリオだ。今回のようなスタイルの「テニスコートのコント」、では、ゲストに俳優を迎えている。今回は計6人でのコント公演。西山真来さんが雰囲気に合っていた。殺風景なユーロライブの舞台が、少しの工夫で洒落た舞台になっていた。テニスコートも、全体の総合的な演出がセンスが行き届いていた素晴らしい。コントが素晴らしいのは勿論のこと、チラシから舞台美術、衣装、音響、映像に至るまで隅々まで目が行き届いているブランディング。観客はもてなされている。

11月27日 東葛スポーツ『ハウス』

今一番かっこいい演劇。今後も見逃せない。

12月1日 『どらま館ショーケース』

1番は犬飼勝哉の『木星からの物体X』。軽やかで小気味よくて、程よく観客をもてなすサービス精神もある。犬飼勝哉/わっしょいハウスは、今後思いもよらない意外なところまで観客を連れて行ってくれるんじゃないか、と思う。それは、知的探究心を満たすような新しい演劇であり、エンターテイメント性も兼ね備えたものなんじゃないかと期待している。初めて観た、the pillow talkが面白かった。絞った照明の効果もあり、すごく集中してみてしまった。会話が緻密。うまい30分。これは次の本公演は必ず観に行く。

2017年8月〜10月半ばまでに観たもの(抜粋)

8月14本、9月16本、10月1〜12日間で16本?ほど観た。書き残して置こうと思うものは少なめ。

8月3日 フルコースコントクラブ(千川びーちぶ)

びーちぶのコントの芸人さん(主にだーりんず、ロビンフット)は他人を見る目も鋭くコントにも熱いので、誰をゲストに呼ぶのか注目。ホストメンバーは、だーりんず、ロビンフット、チャーミング。他事務所からのゲストは、しずる、ななまがり、ゾフィーパーパー、卯月、ロビンソンズ、トップリード、5GAP。びーちぶからの応戦ゲストはや団、電撃ブリッツ、モダンタイムス。

8月27日 サニーデイ・サービス日比谷野外音楽堂

はじめて野外音楽堂へ行った。

9月14日 ロロ『BGM』(ザ・スズナリ

良かった。120分あると上演前に伝えられて、そんなに長いのかとテンションが下がったけど、結果的には越えられた。(もっと短くても良かったとは思った。)好みではないなぁと思いながら観ていて、たしかに好みではなかったけど、最後は好みの問題などはどうでもよくなった。いいね!と思った。あんなに性格のいい演劇あるんだろうか。真っ直ぐすぎて真っ直ぐさに負けた。作られた真っ直ぐさじゃないと思った。こういうのがエモさだ、みたいな押しつけもなく、さっぱりして爽快だった。自己承認欲求とか狭い範囲で戦ってなくて、自分を肯定させるための武器をこっちに向けてない感じがした。なので私も丸腰で観た、みたいな感覚だった。

10月5日〜10月12日 キートン、ロイド、マルクス兄弟シネマヴェーラ

渋谷のシネマヴェーラバスター・キートンハロルド・ロイドマルクス兄弟などの喜劇映画の特集上映をやっていた。興味があったので、たくさん観た。映画館でやっている映画を見るのが好きだ。

まずはじめて、バスター・キートンを観た。物憂げな表情、一途なキャラクター、アクロバティックな演技に心掴まれた。観たのは『馬鹿息子』『キートンの蒸気船』『キートンのセブンチャンス』『キートンの探偵学入門』『キートンの大列車追跡』『キートンの文化生活一週間』『キートンの案山子』『キートンのハイ・サイン』『キートンの船出』。そしてとにかくハンサム!ものすごい間抜け、というのではなく、ちょっと抜けてる、という感じがよい。ツイてない感じがよい。他のタイトルも是非見たい。飄々としているので、ハラハラせずに観られるのが良い。

ハロルド・ロイドの作品も観た。最初に観たのが『ドクター・ジャック』。お人好しで愛嬌があって女に優しいモテる感じのキャラクターだった。他に観たのは『ロイドの落胆無用』『ハロルド・ディドルボックの罪』『ロイドのスピーディ』『ロイドの人気者』。情けない感じのキャラクターもかわいい。

マルクス兄弟は『オペラは踊る』の1つしか観れていない。途中寝てしまったところがあるものの、4人のキャラクターが濃い!憎たらしいほど。トーキーなので画面を追うのと字幕を見るのとで結構疲れる。他のも観たい。

10月8日 『ベニスに死す』(新文芸坐

以前DVDで観たことがあったけど、以前は「観た」という経験のために観たという感じだった。この日のは鑑賞のための鑑賞だった。131分もあるので、見る前は結局退屈して寝てしまうのでは、とか思っていたけど、131分、まったく眠くもなく、すべてのシーンに釘付けだった。(体調と気分がマッチしていたのだろう。)ずっと甘美でふくよかだった。音楽も優美。以前はビョルンの造形的な美しさばかりに注目していたけど、今見ると、ビョルンより圧倒的にダーク・ボガードの存在感が強い。厚みがある。131分間、ほとんどこのダーク・ボガード扮するグスタフと彼が観ているベニスの風景を観ていることになる。131分かけて、丁寧に丁寧に主人公の気持ちに寄り添っていると、わかるわけではないけど理解ができる、みたいな、なんとも言葉で言い表すのが難しい状態になる。自分の経験に即して、とか知っている感情、とかで感動したわけではなかった。「こういうこともあるだろう」みたいな共感?の感じ。カタルシスがあった。最後のシーン、陽光の中で若いタジオを眩しく見つめながら、死んでいくグスタフがなんとも静かに緩やかに切なくて、終わってもしばらく圧倒された感じが続いた。映画館で観る機会があってよかった。

あの頃背伸びして観た映画を、「楽しめないなら楽しめないでいい」と素直な気持ちで観たところとても夢中になって、結果あの頃憧れてたような大人になれていたことに気づいて、自分の成長を感じた。

キングオブコント2017準決勝

キングオブコント準決勝を二日間観に行きました。9月7日(木)18時開演、9月8日(金)12時30分開演。どちらも会場は赤坂ブリッツ。初日は二階席の上手側、二日目は1階席の前方ブロック下手側で観ました。二階席は1階席の盛り上がりを俯瞰する感じでした。

全組のコントを書いておきます。ネタバレ有(なるべくネタバレにならないように書きます)。コントの後に●が付いているのは、東京の準々決勝でやっていたコントです。(大阪の準々決勝は観ていない&準々決勝でやったコントを準決勝でやっていない組もあります。)決勝に行く組のは伏せておきます。最後に全体の感想を書いておきます。

1日目

相席スタート 国際結婚の夫婦●
アイロンヘッド 発電
アキナ (決勝へ)
アンガールズ (決勝へ)
アンゲラー 不良息子●
犬の心 昼飯●
うしろシティ チェリーズのファン
卯月 募金活動●
うるとらブギーズ レストランでプロポーズ●
Aマッソ タレントとマネージャー●
かまいたち (決勝へ)
カミナリ 授業参観
かもめんたる 偽り
クロスバー直撃 爆弾
ザ・ギース 焼肉屋
さらば青春の光 (決勝へ)●
GAG少年楽団 (決勝へ)●
しずる 犯人を説得
ジャルジャル 万引きGメン●
ジャングルポケット (決勝へ)
ゾフィー(決勝へ)●
だーりんず 親子(アイドルのファン)
ダブルブッキング 芸人体操●
チョコレートプラネット 獄中生活●
トップリード 社内恋愛について
ななまがり バッティングセンター●
にゃんこスター (決勝へ)●
ニューヨーク 浜辺の喫茶店
ネルソンズ 新幹線にて
パーパー (決勝へ)
ビスケットブラザーズ 赤ちゃんとの接し方講座
藤崎マーケット RPGボス戦
モンスターエンジン 女子高生と父
やさしいズ 父と息子●
や団 ペンション●
ラバーガール 居酒屋バイトの面接●
ロッチ ダイエット企画
わらふぢなるお (決勝へ)

2日目

相席スタート 社内での告白
アイロンヘッド 鍋
アキナ (決勝へ)
アンガールズ (決勝へ)
アンゲラー 狼が来る
犬の心 時間を止める能力
うしろシティ ひきがたり●
卯月 公園にて
うるとらブギーズ アーケードゲーム
Aマッソ 旅行代理店
かまいたち (決勝へ)
カミナリ エイプリルフール●
かもめんたる 学芸会
クロスバー直撃 刑事二人組
ザ・ギース 旅先でのバー●
さらば青春の光 (決勝へ)
GAG少年楽団 (決勝へ)
しずる 追試の教室にて
ジャルジャル 漫才の練習
ジャングルポケット (決勝へ)
ゾフィー (決勝へ)
だーりんず 就活面接
ダブルブッキング 旅館
チョコレートプラネット 手紙
トップリード 恋愛シュミレーションゲームみたいなやつ
ななまがり 妖怪
にゃんこスター (決勝へ)
ニューヨーク 路上喫煙
ネルソンズ 自殺を止める
パーパー(決勝へ)●
ビスケットブラザーズ キャバクラ
藤崎マーケット 病院にて
モンスターエンジン 山岳事故
やさしいズ 追試
や団 天気予報
ラバーガール 足つぼマッサージ
ロッチ 人間ポンプ
わらふぢなるお (決勝へ)●

 

1日目の感想

この日トップでウケていたのはさらば青春の光だった。めちゃくちゃウケていた。私も何度か見たコントなのにめちゃくちゃ面白かった。本当に面白いコントはネタバレはあまり関係がなく、その場で起こっているやりとりがたまらなく面白くなる。次にウケていたのはGAG少年楽団だったと思う。これも何度も見たのに、次に打つ手を知っているのに、あまりにも見事な打ち方で、やはり新鮮に面白く感じる。GAG少年楽団は台詞の言い方とか演者の動きがダイナミックで面白い。舞台を余すところなく使った大げさな演出がバカバカしさを増している。

この日他に個人的に好みで面白かったのは、ななまがり、やさしいズ、パーパー、や団、わらふぢなるお、モンスターエンジン、アキナ。

やさしいズは、ボケに対する反応(ツッコミ)が肯定的なフレーズで、両ボケのようなコント。若い人にウケそう。

準々決勝でやっていたネタが多かったからなのか、2日目に比べると、1日目のほうが面白いコントが多かった。

Twitterでもたくさんの人が書いていたけど、うしろシティがのコントが始まった途端、女の悲鳴があがったのは、本当にやるせなかった。今でこそ、一連のできごとを「やるせなかった」と表現できるけど、当時の自分状態としては、ぞっとした、って感じだった。動揺した。悲鳴は、転換中の曲がフェードアウトして、暗転中に流れるコントの最初のナレーション部分で発された。まさにコントが始まろうとしている瞬間だった。ナレーションを聞いての「このコント知ってる」または「このコントやるんだ」という意味合いの悲鳴だと思う。大事な導入部分(静かなシーン)で、悲鳴で意識が削がれて、うまくコントに集中できなかった人が多いだろう。演者にとっても観客にとっても、迷惑以外のなにものでもない。パフォーマンス自体より、それが好きな自分が好きなのだろう。厳しく反省してほしい。キングオブコント準決勝前に、うしろシティのコントをいくつか観る機会があったけど、どのコントも面白く、決勝に行く可能性があるなと思っていたのに、こんな出来事が起きて残念な気持ちになった。

2日目の感想

この日トップでウケていたのはGAG少年楽団だと思った。1日目も2日目もトップレベルに面白い組はGAG少年楽団以外にはいかなった。これで決勝に進まないわけがないと思った。

かまいたちのコントは、導入部分で設定がありがちで読めてしまったけど、後半の怖さとしつこさの畳み掛けが面白かった。

藤崎マーケットの2日目のコントもとても面白くて好きだった。トキさんが袖にはけて喋る内容が笑いどころになっているので、舞台上の見た目がかなり地味だったから、決勝には行かなそうかな、と思った。舞台上での田崎さんの反応もリアリティがあってすごく面白かった。

全体の感想

準決勝に進んだ組が、2日間で計2本のコントを行うという形式は初めてだったけど、こうして見てみると、2本とも準々決勝を勝ち抜けるレベルのコントだったという組は少なかったと思う。1日目の平均点が85点だとしたら、2日目の平均点は70点くらいの感じだった。2日間ともにしっかりうけた組が決勝に進んだという感じがした。

決勝に進んだ組以外で2本とも割と面白い印象だったのは、アイロンヘッド、チョコレートプラネット、ななまがり、ラバーガールでした。

かもめんたるは、やっぱり他にはない面白さがあって貴重だと思ったけど、過去のかもめんたるの4分のコントと比べると物足りない感じもした。

ジャングルポケットは、1日目のコントはうけていた。私はこのトリオのみなさんはタレントとして好感を持っているけど、コントはなんだか過去の時代のコントみたいで、ワクワクしない。言葉選びも馬鹿さ加減も展開も、胸を打つものが何もない。表現の切実さを感じない。決勝ではうけそうだと思う。でも2回戦と準々決勝で見た我が家のコントと比べたらジャングルポケット知名度もあるのに真面目にコントに向き合ってるように思った。

ゾフィーとにゃんこスターという二組のフリーのコンビが勝ち進んだことが、今年のキングオブコント決勝進出者選定に対する絶大な好感度を生んでいるように思う。もちろん二組とも二日間ともに面白かった。決勝の舞台で観客がどんな反応をするのか怖くもあり楽しみでもある。

決勝進出者の発表はオリコンニュースの速報で見ていたのだけど、当然今年こそ進出するだろうと思っていたGAG少年楽団が最後の1組で発表されたので、ずっと生きた心地がしなかった。去年、一昨年と、準決勝の舞台でこれでもかとうけていたのになぜか進めていなかった。まさか今年も2本ともパーフェクトなウケ方をしてもなお進めないのかと最後まで顔を青くして待っていた。去年、一昨年と運良く赤坂ブリッツで発表を観ていたのだけど、せっかくならその2回の運は今年使って、今年こそ生で発表を観たかった。本当に決勝に進出できてよかった。

パーパーは、今年は決勝に行きそうだなと思っていた。コントがとにかく面白い。ほしのディスコさん売れてほしい。

ラバーガールは、2本とも面白かったけど、いつものラバーガールのイメージをあまり越えてこなかったのかもしれない。でもラバーガール、大水さんの奔放さに説得力が生まれてきてる気がする。大水さんの飄々とした面白さが突き抜ける瞬間が今後来そうな気もする。

決勝に進んだ組に特に異論はなし。

決勝について

準決勝まではライブシーンの熱気がそのまま。決勝ではテレビの価値観で裁断を下される。というキングオブコントも2度経て、そういうものかと思い始めた。今年はどうなるか楽しみです。GAG少年楽団優勝してほしい。

キングオブコント2017 準々決勝

キングオブコントの準々決勝を2日とも(8月14日、15日)観ました。

 

うしろシティ、ななまがり、しずる、スリムクラブ、や団、GAG少年楽団さらば青春の光が特に面白かった。

スリムクラブのコント、初めて観たような気がするけど、漫才でのあの間やテンポがコントだと一層リアルな戸惑いの間になっててすごく好きな感じのやりとりだった。めっちゃ面白かった〜 ボケ1個1個もめっちゃ良かった。

GAGは今年こそ決勝で観たい。

や団とさらば青春の光は、どちらも何度も観たネタのはずなのに新鮮に面白いなって思い直した。

 

パーパーは、準々決勝はめちゃくちゃ受けてるとかじゃなかったと思うけど、準決勝&決勝で観たい。

 

大阪の準々決勝は見に行けないけど、藤崎マーケットチョップリンは準決勝で観たい。