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キングオブコント2015準決勝感想

キングオブコントの準決勝が8/27、8/28の二日間で行われた。会場は約600人ほどの座席数の赤坂BLITZ。2日とも観に行ったので、少し感想をまとめてみた。

うしろシティ

土曜深夜のTBSラジオデブッタンテ」のイベントとして2014年12月に行われた「デブッタンテの会」で新ネタとして披露したコント・悪魔召喚をやっていた。このコントは「デブッタンテの会」で初めて披露した時からとても面白くて格別だった。今回の準決勝でもやっぱり面白かったし、コントを観終えて、このコンビが決勝に行くことは疑いないと思った。2015年3月のデブッタンテpresents「仁義なきネタライブ」でも新ネタを披露していて、同様に私はとても面白いコントだと思ったものがあるのだけど、それ以来私はそのコントをやっているところを観ていない。気に入っていないのだろうか。それとも。キングオブコントの決勝はどんなシステムになるのかまだ良くわからないけど、もし例年通り2本ネタを披露することになるのであれば、このコンビの2本目のコントがとにかく気になる。

GAG少年楽団

寿司屋(福井・坂本)と寿司屋クラッシャー(宮戸)のコント。初めて観た。登場する3人にそれぞれ役割があって緊密で無駄がなく、コントの展開も起伏があり4分と短い尺の中でもクライマックスがあり、とても面白かった。福井さんの喋り方が面白くてくせになる、魅力的。観終わったあとに、決勝に進むことを確信していたので、決勝進出10組の名前を見た時に彼らの名前がないので目を疑った。まさかと思った。キングオブコントは確かにコントの大きな大会で、私も視聴者として楽しみにしている大会であり、決勝に進出することはひとつの価値があることだと思うけど、一方この大会の価値観だけがコントの価値を決めるものではない。少なくとも私は、このコントがなにより面白いと思ったし、そう感じたことは決勝進出がどうであれ揺るがない事実だ。GAG少年楽団が次に単独ライブをやるときには必ず劇場へ足を運ぼうと思ったし、GAG少年楽団のコントが観たくてDVDを注文しました。

さらば青春の光

芸術家の苦悩のコント。8月に観に行った単独のネタライブ「ほんまごっそり」で観て、その時もとても面白いと思ったけど、この準決勝ではそれ以上の完成度と熱量を感じた気がした。舞台を牽引する力、とでも言ったらいいのか、観客を引きこんでいく力があった。観終わったあとの満足感から、このコンビも決勝進出するだろうなぁ、という感じがした。

THE GEESE

2015年4月30日〜5月2日第9回単独ライブ「ロイヤルストレートフラッシュバック」でやっていた、自らのシュールさを解体するという自己批判的でメタ的な、THE GEESEのコント劇的ビフォーアフターのコント。単独ライブでも、とにかく面白かったけれど、キングオブコントの準決勝の舞台で、このコントのセットが現れた瞬間、このコントをこのキングオブコントの舞台に選択するコンビなのだ、という、強靭さと決意みたいなものをまざまざと感じた。鮮やかな知性を感じた。とても面白かったし、とにかくTHE GEESEが輝いていて格好良かった。惚れ惚れした。決勝に進出したことがひときわうれしく思えた。

かもめんたる

2015年1月に行われた単独ライブ「抜旗根生-ある兄弟の物語-」でやっていた「地獄の元カレ」というコント。このコンビにしか作れないコント、というのが何にも替えがたい魅力。2013年度のキングオブコント王者でありながら、今年1回戦からエントリーする貪欲さが好きだ。とても面白かった。

ニューヨーク

7月26日の単独ライブ「PERFECT SUMMER」でやっていた、結婚式に乱入する男のコント。とても面白かったし、決勝で観たかった、というのが嘘偽りない気持ちだった。

藤崎マーケット

このコンビのネタをあまり観たことがなかった。ラララライ体操というリズムネタで有名なようだけど、私は当時あまりお笑いを観ていなかったので詳しくない。そんな中で観たコントだけど、とても面白かった。路上パフォーマンスをする人のコント。軽妙さが際立っていた。

 

前の記事でも書いたけど、準決勝のコントは、どのコントも面白かった。これだけのユニットに絞られ、そのユニットがそれぞれに面白いという点で自信をもったコントなのだから、当然かもしれない。その上で、個人的に印象に残ったものを一言ずつ。

巨匠…「回転寿司」無類の独創性があるコント。

こりゃめでてーな…「ラップでバイト面接」明るくて好きだった。初見。

男性ブランコ…「涙が虹に」大阪で活動しているコンビ、初見。脱力感のあるポップさが気になった。

ツィンテル…「おしんにドハマり」とても面白かった。演技に安定感と説得力があった。単独ライブに行ってみたいと思う。

バンビーノ…「呪文」何度か観たことがあるけど、丁寧で見応えがあった。

ロビンソンズ…「自殺を止める」新奇さを感じた。面白かった。

アキナ…「鳥」コントの構成が丁寧。

犬の心…「不可解なこと」すごく魅力に富んでいた。ともかく今後も単独ライブが楽しみ。

ジグザグジギー…「居酒屋バイト」やたらツボに入った。笑いが止まらなかった。

しずる…「パチンコ」書く力があるコンビだと思った。

ジャルジャル…「奇術師」着眼点や提示の仕方が他のコンビにはない魅力。

ゾフィー…「葬儀屋」発想の面白さが抜きん出ていた。

チョコレートプラネット…「鶴の恩返し」とても面白かったし、観終えた後私はこのコンビは決勝に行くと思っていた。独特の軽やかさがあって好きだ。

2700…「開国したい」キャッチーさがすごい。楽しい。

ニッチェ…「ブラックなファミレス」ちょっと風刺的で面白かった。

モンスターエンジン…「F1」好きなコントだった。

やさしいズ…「子役」不思議な魅力があった。

以上