アメトーク春の3時間SP・勉強しまくった芸人を観て思った「質」と「量」のこと

4月2日(木)の「アメトーーーーーーク春の3時間SP」を観た。三本立てのうちの、【勉強しまくった芸人】で、「質」と「量」について、思ったことがある。慶應義塾大学出身のオリエンタルラジオ・中田さんが、勉強は「量」より「質」だ、としたことを受けて…

3月7日ワラインプロ9の感想、主に「ステイタス」への関心

3月7日、ワラインプロというライブに初めて行った。約一ヶ月前のことになるけど、面白かったのでまとめておくことにした。ワラインプロとは、即興劇つまりインプロビゼーションと、お笑いを融合させたライブで、かもめんたるの槇尾さんが主催。今回の出演者…

プロフィール記事

コントも演劇も会話劇が好きです。 細かく色々書くことについて(2015/6/22) 自分が「特徴的だ」と思ったことを書いているのだけど、それがある程度妥当性のあることなのか、ということは、自分なりになるべくそうあるように検証したりするけど、実際のとこ…

3月22日(日)渋谷コントセンター「新作ネタおろし!」の感想

3月22日(日)の渋谷コントセンターは、「新作ネタおろし!」と題された回で、出演者4組に、コンビの持ちネタも何本かやった上で、作家が書いたコント*1をそれぞれ1本乃至は2本、30分の尺の中でやってもらうという、新しい試みの回。私はマチネを見ました。 …

渋谷コントセンターというライブの貴重さについて

昨日(2/21)と今日(2/22)と、渋谷コントセンターでコントを観てきた。11月から始まったこのライブだけど、好きで毎月1回は足を運んでいる。 初回の11月から続けて見ていると、このライブの特徴に合わせて変化している点がある。当初からこのライブの最大…

コントの物語性と、ラバーガールsolo live+「GIRL」のこと

ラバーガールの単独ライブのDVDを新しい方から順番に見ている。YouTubeなどに上げられた過去のネタ番組でのコントも見ている。ラバーガールのコントのひとつの特徴は、テンポの速さだと思う。例えばキングオブコント2014の1回戦で披露していた「子ども服」…

どこまでネタバレしていいのか問題

ブログを書いていると、どこまでネタバレしていいのかなぁと悩むことがある。お笑いについて、このコンビのまたはライブのどういうところを面白いと思っているのか、とか、このネタが面白かった!というのも…とか、そういうことを書こうと思うと、どうしても…

『徳井と綾部の漂流日記』というライブが面白い

(2015年5月22日のライブについてはこちら 『徳井と綾部の漂流日記』(2015年5月22日)の感想 - KBLOG ) 『徳井と綾部の漂流日記』というライブが面白い。 この『徳井と綾部の漂流日記』は隔月で開催されるらしい。今回は1月13日(火)21:00から、渋谷のヨ…

2015年 劇場に観に行きたいお笑いコンビ ベスト4+番外1

昨年からお笑いを劇場に見に行く楽しみを謳歌しはじめたのですが、昨年一年いろいろ楽しんだ結果、今年は特にこのコンビを観に行くぞと心意気を新たにしました。(1月時点) オリエンタルラジオ 月に一回行っているライブの興奮度がとても高い。このライブが…

今年一年のことと、来年のこと

今年はお笑いを劇場に観に行くという趣味にシフトチェンジした、重要な年だった。きっかけは、アメトーークの「ギスギスしているけどキングコングと同期芸人」を見て、お笑いが気になり始めたことだった。 これまでの主な趣味は、演劇(主に小劇場演劇)と歴…

うしろシティのコントの特徴と会話の面白さ

うしろシティのコントが面白い。少し前にYoutubeで他のコンビのコントを見ていた時に、ふと、うしろシティというコンビ名は知っているけれど、コントを見たことがないな、と思い検索してみた。キングオブコント2013の決勝での結婚の挨拶のコント(単独ライブ…

THE MANZAI 決勝大会感想

どのコンビも面白かった。博多華丸・大吉の優勝も納得の結果だった。本当に面白い漫才師は劇場にいるという大吉さんの発言が刺さった。こういった大きな賞レースは、若いこれからのひとたちのものだと思っていたけれど、それだけではなくて、ずっと面白い漫…

ミレニアムズのコント さいこちゃんが面白い

ミレニアムズのコント、さいこちゃんが面白い。 山里さんと若林さんの関係性の面白さはそのままに、山里さん本人のままの「山ちゃん」と、若林さん扮する眼鏡に三つ編みの根暗で分析屋の中3女子「さいこちゃん」が主軸のコント。さいこちゃんは山里さんの深…

THE MANZAI ワイルドカード感想

認定漫才師の中でもコマンダンテ、三四郎、流れ星が特に好きなコンビだったので、ワイルドカードの放送をとても楽しみにしていた。 コマンダンテ 認定漫才師のお披露目特番を見てはじめて知ったのだけど、すごく面白くて、以来YouTubeなどでもネタをいくつか…

今年のベストライブはオリエンタルラジオのライブです

今年(2014年)見たライブの中で、最もわくわくしたのは、オリエンタルラジオのライブでした。こんなに期待と興奮に心が躍ったのは久しぶりでした。ライブってこんなに自由で高揚するものなんだなって、なんだか改めて感じて、ああ、やっぱりライブっていい…

ラバーガールを「感情を出さない」コントユニットと形容するのは正しいのか

ラバーガールが気になっていて、いろいろな記事を読んだりしている。ラバーガールはwikipediaによると、「感情を出さない」という評価を受けている、とある。確かに、インタビューなどでもさらに加えて「淡々としている」「シュールである」などと評されてい…

お笑いコンビ・シソンヌの演劇志向

今年(2014年)のキングオブコントで優勝したシソンヌですが、なかなか未知な部分が多いので、備忘録的にまとめてみました。 今年の夏に行われた単独公演「シソンヌライブ『deux』」に行ってみたのですが、そもそもこの公演を観に行ったのは、別のライブでル…

「渋谷コントセンター」という新しい試み

「渋谷コントセンター」という新しいコントライブに行ってみました。行ったのは11月18日(火)のソワレ、出演者は、ラバーガール、リンゴスター、ホロッコ、東京アヴァンギャルドでした。「渋谷コントセンター」というのは、毎月第3金曜日から火曜日に行う…

『ミレニアムズ』では、流れ星瀧上さんの爆発を待っています

『ミレニアムズ』の2回目、3回目の放送を見ました。 山里さんは、『splash!!』のvol.4でマキタスポーツさんが"マウントポジション取らせ芸”と呼んでいる、馬鹿にされるポジションを取った上での鋭いツッコミが特徴です。 『ゴッドタン』での「魁!設楽塾」だ…

「山里世代」は本当に、いわゆる「あきらめの世代」なのか

インターネット上で、山里世代について書いてあるページを見つけた。 1つは、コメ旬の編集長、ラリー遠田さんによるもの。 フジ新番組『ミレニアムズ』は芸人"山里・若林世代"の試金石か - DMMニュース 『ミレニアムズ』という番組が、どう画期的であるのか…

「もっとたりないふたり」について

もう3ヶ月も前のことになるけど、「もっとたりないふたり」が終わってしまった。最終回をむかえた時に、思ったことがあるので、折角なのでここにも書いておこうと思います。 「社会性がない」ということを話の種にして、あれこれ語っていたのが面白くて、そ…