2016年12月14日 サニーデイ・サービスTOUR2016

12月14日(水)の恵比寿リキッドルームで19時からのサニーデイ・サービスのライブに行った。

6月、YATSUI FES で初めて生でサニーデイ・サービスを観て感動してしまって、その高ぶりのままツアーのチケットの抽選に申し込んだ。8月、『DANCE TO YOU』というアルバムが出て、サニーデイ・サービスが好きだ!という気持ちがまたさらに盛り上がって、そうこう日々を過ごしているうちにあっという間に12月14日!半年前にチケットを買っておいてよかった!

フェスなどではない、好きな音楽のグループ(と言っても、サニーデイ・サービスの他に好きな音楽の人はあまりいないけど)のライブに行く、という経験が初めてだった。なんかとてもドキドキした。会場でどうやって過ごすのが快適なのかわからず、とりあえず荷物を全部ロッカーに入れて財布だけ持った。財布はジーパンのポケットに丁度収まって、丈がやや長めのセーターを来ていたので財布とポケットがうまく覆われた。番号が呼ばれて入場した。ドリンクチケットを流れでアルコールと交換した。今後は開演前に水分をとるのは、移動できないのでやめようと思った。何も考えずに来たけど、足の痛くならない靴でよかった!なんだかかなり前の方だった。前から二列目。楽器とマイクはすでにステージにセッティングされて置いてあった。ここに曽我部さんが立つのか、すごく近いな〜、と思った。開演までの1時間、立ったままずっと待った。

開演して演奏が始まった。『DANCE TO YOU』の曲を中心に進む。セツナは2回演奏した。すごい熱量だった。この人達はロックバンドなんだよなあ、と思い直した。途中、曽我部さんと田中さんの二人で何曲か演奏する時間があって、「枯れ葉」、「夜のメロディ」などを聴いた。しみじみとした。田中さんが喋っているところを初めてみた。のんびりした感じの雰囲気の人だと思った。観客からのリクエストで「成長するってこと」もやっていた。この二人に、ドラムの丸山さんがいて、三人がサニーデイ・サービスなのか、これがCDのジャケットで観ていた3人(のうち2人)なのか!と思った。(ドラムの丸山さんは体調のことで休業中だそうだ。)

聴いたものを書いておかなかったから、記憶が曖昧になってきたけど「恋におちたら」とか「白い恋人」をやっていたと思う。「テーマ」「スロウライダー」「あじさい」も。「シルバー・スター」「若者たち」「月光荘」もやってたような…。「スロウライダー」の「見て 超特急が(いいな〜)」というところがとても好き。『DANCE TO YOU』の曲もどれも素敵だった。「パンチドランク・ラブソング」にとても高揚した。「桜 super love」の演奏前に、曽我部さんが「いい曲ってなんでもない時にふとできる」みたいなことを言っていたなぁ。

このあいだ、『DANCE TO YOU』を買ったときにも書いたけど、今のサニーデイ・サービスに、10年以上前に好きだったときのサニーデイ・サービスに対するのと同じ気持ちが蘇ってくる。それは懐かしさということではない。あの時魅力に思っていたのと同じひたむきさと情熱を今のサニーデイ・サービスから感じる。いつもの日々が新鮮に思えてくるような音楽だなぁと思う。時間を経て、またもう一度、今度はリアルタイムで、サニーデイ・サービスが好きでいられるということは特別なうれしさ!もちろん今までも、これまでのサニーデイ・サービスの曲は時間を経てもずっと好きだったのだけど、それと同時に、目の前で進行している新しいサニーデイ・サービスが好きでいられるということが一層うれしい!

なんにしろ、すごく楽しい時間だった。サニーデイ・サービスのライブには必ず行きたいと思った。

サイトにセットリストがアップされていた!
http://www.sokabekeiichi.com/news/2016/12/_liveup_tour_2016.html